栄養学で若返り!スローエイジング
ゆっくりときれいに年を重ねることを目指す「スローエイジング」という考え方。更年期が気になる大人の女性に向けて栄養学の発展したアメリカ在住だからこそ実践したい、元気で若い体づくりを提案します。
肝臓にいい話
肝臓はとても忙しい臓器。アルコール、薬などの毒素の分解に加え、体内に取り込んだ糖質のグリコーゲンとしての貯蔵、コレステロールや胆汁の生成、油性ビタミンと鉄分、タンパク質の代謝など、実にさまざまな働きをしています。今回は、どうしたら肝臓を健康に保ち機能を促進できるか、詳しく解説していきます。
肝臓のデトックス機能
肝臓には、体に悪いもの、属さないものを、排泄を通して体外に排出するデトックス機能が備わります。女性ホルモンのエストロゲンの代謝にも関わり、肝臓のデトックス機能が落ちると、ホルモンバランスの乱れの原因に。肝臓のデトックス機能を促すことで活性酸素の発生や体内炎症を軽減できるため、エイジングを遅らせるほか、慢性病の予防にもつながります。
ただし、悪い物質をフィルター処理する負担が大きくなれば、肝内で炎症が起こり、それが慢性化すると脂肪を蓄積しやすく、肝機能が低下してしまいます。以下の例を参考に食事や生活習慣を改善し、体に悪いものを少しずつ取り除いて予防しましょう。
●できるだけ加工されていない食品やオーガニック食材を選んで食べる。
●食物繊維を取り入れ、老廃物を腸に送りやすくする。
●アルコールやたばこの量を減らす。
●体を動かし汗をかいて、悪いものが排出されやすい体内環境に整える。
脂肪肝のリスクと要因
アルコール摂取の有無に関係なく、肝臓に中性脂肪が蓄積する非アルコール性の脂肪肝障害(NAFLD:Non-alcoholic fatty liver disease)になる方が増えています。脂肪が腫瘍壊死因子のTNF-αやインターロイキン6など炎症を発生させる物質の分泌を促す結果、コレステロール値異常、肥満といったメタボ症候群のリスクが上がります。炎症を放置し、線維化が進行すると、肝硬変のような大きな病気の恐れも。脂肪肝の主な要因としては、以下が挙げられます。
●体脂肪、特にお腹周りの内臓脂肪
●食べ過ぎによる体重増、肥満
●血中の中性脂肪の増加
●インスリン抵抗性処方箋薬の副作用
●過剰なダイエット
脂肪肝の予防策
たくさんの役割を担う肝臓に脂肪を蓄積しないためには、何ができるでしょうか。大事なのは、肝臓が必要な栄養素を取り入れること、肝臓の負担を軽減すること、そして適切な体脂肪や体重を維持することです。以下の5つのポイントを守り、肝機能を向上させましょう。
緑色野菜:肝臓の大好物は野菜! 特にアブラナ科の野菜に含まれるインドール3カルビノール(Indole-3-carbinol)は、肝臓でのデトックスをサポートし、がん予防にも効果的とされる。ブロッコリー、キャベツ、チンゲン菜、ルッコラ、ケールなどを毎日の食卓へ。
アミノ酸:タンパク質の原料となるアミノ酸は、肝臓のデトックス過程の最終段階で必須。鶏肉や卵、魚介類、大豆製品などから良質なタンパク質の摂取を。
コーヒーや緑茶:ポリフェノールやカテキンといった抗酸化物質がたっぷり。肝臓含め、体内の抗炎症効果が期待できる。飲むときはブラックや砂糖なしで。
Don’t ❌砂糖:菓子やソーダ類、ジュース、アイスクリーム以外にも、ケチャップ、ジャム、多くの加工食品に含まれる。果糖(Fructose)は肝臓で直接処理されるだけに、大きなダメージが。特に異性化糖(High Fructose Corn Syrup)が入っている加工食品は要注意。 体脂肪増:体脂肪が増えると前述の炎症を引き起こす物質が分泌され、炎症が慢性化すれば、肝臓だけではなく全身の機能に悪影響。体脂肪30%以下をキープし、特に内臓脂肪を減らすことが重要に。必要以上にカロリーを摂取しないよう気を付けて。
肝臓に優しい調理のコツ
料理に使うハーブやスパイス、薬味などには、肝機能を高める抗酸化物質が豊富。緑のハーブ(パクチー、パセリ、オレガノ、バジル)ほか、ニンニクやショウガ、パプリカ、ターメリックもおすすめです。普段から料理にハーブやスパイスを取り入れ、新たな味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか? 日本の調味料と違って塩分もなく、バリエーションが広がりますよ。
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6553468/
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5507106/
- https://www.nih.gov/news-events/nih-research-matters/how-high-fructose-intake-may-trigger-fatty-liver-disease#:~:text=Studies%20suggest%20that%20high%20fructose,%2Dalcoholic%20steatohepatitis%20(NASH).
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4488002/
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25291138/

私たちの腸内に繁殖する何百兆という細菌は「腸内フローラ」と呼ばれます。今、腸内フローラのバランスが崩れることによる体重増加やメタボリック症候群への影響について、少しずつ解き明かされています。今回は、腸内フローラが私たちの基礎代謝や体重にどう関わるのか、どう改善できるのかを説明していきます。
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NMNとは、私たちの生命維持に欠かせない細胞内のミトコンドリアの機能に影響を与えることで、エイジングを遅延させるという物質。現在も、さまざまな実験が行われ、美容への効果の検証が進んでいます。
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管理栄養士には、事前に問診フォームへの回答を提出します。管理栄養士はセッション前に入念なリサーチをし、適切な栄養アドバイスの準備をしていきますので、この質問にきちんと正確に答えることが効果的なセッション実現への近道です。
参考商品:Organic Chunky Homestyle Guacamole、Organic Hummus、Organic Vegan Nacho Dip(写真)、Quinoa and Black Bean infused Tortilla Chips、Cauliflower Crisps、Grainless Tortilla Chips
トレジョのシーズニングやドレッシングは価格もリーズナブルで、バーベキューにぴったりの抗酸化作用のあるものが豊富。オリーブオイルなど質の良い油を使い、パセリやパクチーといった緑の生ハーブを添えるとホルモンバランスも整う。
今、アメリカで注目を集めるプラントベースのタンパク質は、テンペや豆腐のほか、ファラフェルなどさまざま。赤肉の代わりにこうした植物性タンパク質も取り入れることで、さらにヘルシーなバーベキューに。