
カナダ発祥のエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユ(以下シルク)が約3年ぶりにシアトルへ! レドモンドのメリモア公園で代表作「アレグリア」を公演中です。その舞台裏とプレミアナイトの様子をお届けします。
取材・文:本田絢乃
メディア向けツアーで舞台裏に潜入!

公演初日となる1月18日の朝、メディア向けに公開されたシルクの舞台裏ツアーに参加した。新型コロナの感染対策のため、1対1で見学させてもらえるという贅沢さ。案内役は、PR担当のフランシス・アルバートさんだ。
シルクの公演は、ビック・トップと呼ばれる移動型テントの中で行われる。設営には8日間を要し、2,000トン近い機材が70台のトレーラートラックによって運び込まれる。テント内にはマットが敷かれた練習場、フィジカル・セラピーが受けられる施術室、本番中のステージを見るためのモニター・スペースなどが設けられていた。

特に目を引いたのが衣装ブースだ。アレグリアでは96着の衣装と533個の小道具が使われる。これらの総制作時間はなんと2万時間! 衣装は全てオーダーメイドの手作りで、パフォーマーの身体サイズに合わせてカナダ・モントリオールの本社にて用意されるそう。ショーの間は、衣装のメンテナンスのために専属の衣装チームも同行するが、「それでも半年ほどしかもたない」とアルバートさんは語る。

至近距離で見ると、その精巧さがよくわかる
いよいよプレミアナイト当日
会場となるレドモンドのメリモア公園は、最寄りのバス停からは徒歩30分ほどかかるため、車がなければライドシェアでの来場がベスト。自家用車だと別途駐車料金が1台25ドル必要だ。駐車場からテントまでは徒歩で約5分。入り口で新型コロナワクチンの接種証明を提示し、手荷物検査を受ける。会場内への飲食物の持ち込みは不可となっている。この日は招待客が多かったためか、無料でポップコーンやマカロンが振る舞われた。


アレグリアはオリジナル版が初演された1994 年以降、1,400万人以上の観客を動員し、世界中で愛されてきた。2019 年には25 周年を記念してリニューアルされ、今回のシアトル公演ではアクロバットを披露するパフォーマーを中心に、ピエロ、ミュージシャン、シンガーといった53人のキャストが集結。シルクは、そのストーリー性の高さが魅力だが、中でもアレグリアはシンガー2人による生歌があり、音楽も評価されている。

空中バレエのようなロマンチックな演技に目が釘付け
物語の舞台は、王がいなくなり衰退した王国。「ミスター・フルール」が権力を握ろうとしたことで世代間の衝突が起こり、現状を維持したい貴族たちと、「ブロンクス」と呼ばれる希望に満ちた勇敢な若者たちの間でドラマが繰り広げられる。キャラクターに扮する各分野のエキスパートによる超絶巧みな技、ピエロのユニークな演技を挟みつつ、物語は進んでいく。

難易度の高い技をミスなく次々と成功させるパフォーマーたちへの歓声と熱い拍手が鳴り止まない。まさに、あっと言う間の2時間だった。
Cirque du Soleil Alegría シルク・ドゥ・ソレイユ アレグリア
日程:開催中~3月13日(日)
場所:Marymoor Park
6046 W. Lake Sammamish Pkwy. NE., Redmond, WA 98052
料金:$45~ ※VIPチケットやファミリー・パックあり、 駐車$25
問い合わせ:☎877-924-7783
詳細:www.cirquedusoleil.com/alegria

異例の寒波に見舞われた年の瀬。積雪の影響でキャストの到着が間に合わず、初日が休演になるというハプニングもあったが、振替公演が追加されひと安心。翌々日、雪が舞う中、パラマウント・シアターへ向かった。「マイ・フェア・レディ」と言えば、オードリー・ヘップ・バーン主演の映画版(1964年)が広く知られているが、もともとはミュージカルが原作なのをご存じだろうか?






同じくフリーモントにある地元の有名ショコラティエ。TGTGは、こうした人気企業も参加しているところがうれしい。内容はその時々によって大きく変わるそうだが、5.99ドルのマジック・バッグには20ドル相当のチョコレートが! 受け取りの際に同時購入した通常商品は10%割り引きになるサービスもある。


今年から始まった筆者のアメリカ生活でいちばん楽しみにしていたのが、本場ブロードウェイ・ミュージカルを観ること。その夢が早速、シアトルのパラマウント・シアターでかなった。言わずと知れたリンジー・ローハン主演、ガールズ青春映画「ミーン・ガールズ」(2004年)のミュージカル版。映画の脚本を手掛けたティナ・フェイ氏が総指揮を執る。





まずオープニングを飾ったのは、「サイレント・ゴースト」だ。男女10名が4つの楽曲に合わせ、流れるように踊る。途中音楽が止まり、ダンサーたちの息づかいだけが聞こえるという演出がとても印象的だった。
アメリカ人なら誰もが知るリサイクル・ショップ、グッドウィルはシアトル周辺だけでもその数10店舗。市民から寄付された物を安価で再販して慈善事業を行う非営利団体で、「スリフト・ストア」と呼ばれる業態のひとつだ。掘り出し物が多く、いつ訪れてもたくさんの人でにぎわっている。 


















