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Author: エミ・ ランドグレン

旧満州生まれ。西南学院大学(福岡市)、ハワードペイン大学(テキサス州)を卒業。メリーランド大学(メリーランド州)極東支部で7年間、日本語教師を務めた後、米国連邦政府(国防省、財務省、法務省)に約30年間勤務する。日本、フィリピン、グアンタナモ・ベイ(キュー バ)を経てシアトルで22年間暮らす。現在、東京都稲城市在住。趣味は生け花。

「誤解」ってどう言う?

第30回 「誤解」ってどう言う?

Question:

日本語でも言いたいことがうまく伝えられないことがあるように、英語ならなおさら、どう受け取られたのか心配になることがあります。「誤解しないで」、「それは誤解です」といった意味で使える英語表現を教えてください。

Answer:

「誤解」の直訳は「misunderstanding」で、「誤解する」は「misunderstand」です。しかし、状況に応じていろいろな言い方があります。

たとえば、「彼のことを怠け者のように思っているかもしれませんが、それは誤解です。真面目で仕事熱心な人です」というような場合は、「You might think that he is a lazy man, but you’ve got it wrong. He is a serious and hard-working man.」と言えます。「you’ve got it wrong」が「誤解している」という意味です。「You misunderstand that he is a lazy man.」とも言えそうですが、これは不自然になります。「『あなたが彼を怠け者だと思っていること』が誤解だ」というのが正しい文脈だからです。

会話の流れの中で「(私のこと)誤解しないでね」と言いたいときは「Please don’t misunderstand me.」や「Please don’t get me wrong.」となります。「don’t get me wrong」はくだけた表現ですがよく使われます。このほか「あれは私の誤解でした」は、「That was a misunderstanding on my part.」と表わせます。 。

遠慮しないで

第29回 遠慮しないで

Question:

遠慮するというのは、とても日本的かと思いますが、「遠慮しないで~してください」あるいは「遠慮なくどうぞ~していいんですよ」という気持ちを表わす場合、英語ではどのような言い方がありますか。

Answer:

「hesitate」や「be shy」を使って言い表わすことが多いですね。「hesitate」は動詞で、「ためらう」、「ちゅうちょする」という意味で覚えている人も多いでしょう。また「shy」は、日本語でも「シャイな」と言うように、「内気な」あるいは「引っ込み思案な」という意味で知られていますね。どちらも使い方によって「遠慮する」という意味もあります。

たとえば、「困ったことがあったら遠慮しないで言ってください」と伝えたい場合、「Don’t hesitate to let me know when you have a problem.」と、否定命令文の形で使います。そして、「遠慮しないでまた遊びに来てくださいね」と言いたいときは、「Don’t hesitate to come and see me again.」や「Don’t be shy! Please come again.」となります。

これに応える形で、日本語ではよく「ではお言葉に甘えて〜」と言いますが、これは英語では、「I’ll take your word〜」という言い方をします。たとえば、「I’ll take your word and let you know when a problem occurs(if I have a problem).」(お言葉に甘えて、問題が起きたらお知らせいたします)と使えます。 

コロナ、心配ですね。大丈夫ですか?

 

第28回 コロナ、心配ですね。大丈夫ですか?

Question:

新型コロナウイルスの流行が続く中、友人がどうしているか心配なので、「大丈夫ですか」と聞いたり、「早く問題が片付くといいですね」などと気持ちを伝えたりしたいときは、どう言ったらいいでしょうか。

 

Answer:

まず、「新型コロナウイルスの世界的な拡散は怖いし、心配ですね」と言うなら、「The coronavirus (Covid-19) outbreak all over the world is so scary, and everyone’s concern.」となります。ある程度親しい間柄で「大丈夫ですか」と聞きたいのなら、「Are you doing all right (OK)?」と言えます。「How are you doing under these crises?(危機的な事態ですが、大丈夫ですか)」でもいいです。

「こうした大変な事態が早く収束するといいですね」と、気持ちを表したいときもあるでしょう。その場合は「We hope the virus will go away soon.」や「We hope to see the end of tunnel very soon.」、「We do hope the situation will improve very soon.」と言ったらどうでしょう。「We hope〜」で、「○○するといいですね」と、将来に対する希望、期待を示すことができます。

「わかりました」もさまざま

 

第27回 「わかりました」もさまざま

Question:

相手の言ったこと、説明したことに対して「わかりました」というとき、「understand」の現在形と「understood」の過去形の両方が使われるようですが、その違いは何ですか。また、ほかの英語表現についても教えてください。

 

Answer:

(I)understood」のほうが、はっきりと「わかりました」というニュアンスになります。「(I)understand」だと、「ああ、そうですね」といった感じです。「I」は付けない場合が多いです。同じように「(I)got it」という言い方も一般的です

このほか、状況に応じて「わかりました」もいろいろです。たとえば、上司から「Please submit this document by tomorrow afternoon.(明日の午後までにこの書類を提出して)」と指示が出た際に、部下は「Yes, sir(ma’am), I will.」と応じられます。ひと言で「Surely.」または「Certainly.」と言っても、「わかりました」という気持ちを表わすことができます。喜んで「わかりました」と答えるときは「I’ll be more than happy to〜」とするといいでしょう。このほか、長々と何かを説明する相手に「あなたの言いたいことはよくわかりました」と伝えたいときは「I got your point.」とも言えます。

困っちゃう

 

第26回 困っちゃう

Question:

日常生活でさまざまなトラブルに遭うことがあります。パソコンが壊れてしまったなど、「困ってしまった」場合にどう言い表わせますか。

 

Answer:

何か問題があって困ってしまったとき、たとえば、アパート暮らしをしていて、キッチンの排水口が詰まった場合、大家さんに「困っているので修理してください」と頼みたいなら、「I have a problem with my kitchen sink. Could you send someone over to repair (fix) it ?」と言えます。「I have a problem」の代わりに「I’m having trouble」でも同じ意味です。

ちょっと困っちゃったという気持ちを表わしたいときは、「have a hard time」または「have difficulty」が使えます。「友だちにお金の問題で相談されて困っちゃった」という状況を英語にするなら、「My friend has a financial problem. I’ m having a hard time trying to help him (her).」となります。「a hard time」の代わりに「difficulty」としても同じです。この2つの表現は、アメリカでよく使われます。ほかにも「眼鏡なしでは細かい文字が見えなくて困っちゃう」と言うときは、「I’m having a hard time reading small letters without glasses.」となるように、「〜で困る」=「have a hard time (difficulty)+〜ing」と覚えておくと便利。このingは動名詞です。念のため、difficulty の前に「a」は付きません。

ご無沙汰しています

 

第25回 ご無沙汰しています

Question:

久しぶりに会う、あるいはメールを出すという相手に、日本だったら「ご無沙汰しています」などとよく言いますが、英語ではどんな言い方があるでしょうか。

 

Answer:

「It’s been a long time since I saw you last.」が、一般的な言い方です。直訳すれば「長い間お会いしてませんね」となりますが、これが直接会った場合の「ご無沙汰しています」「お久しぶりです」に相当します。手紙やメールで同じことを言い表すには「It’s been such a long time since I communicated with you.」とするといいでしょう。

どのくらい久しぶりなのか、たとえば10年ぶりだったら「It’s been ten years since we saw each other last.(お会いするのは10年ぶりですね)」となります。親しい間柄では、「Long time, no see!(やあ、久しぶり!)」というのがよく使われます。また、電話で話す場合なら「Long time, no talk!」となります。

同じ「ご無沙汰しています」でも、「本来もっと早く連絡すべきところをしないですみません」といった気持ちを表すには、「Please forgive me for not contacting you for such a long time.」または「Please forgive me for not getting in touch with you sooner.」という言い方があります。

○○さんから教えてもらって……

 

第24回 ○○さんから教えてもらって……

Question:

初対面の人や初めてメールを出す人に、相手のことを知人や友人から教えてもらったと最初に伝えたい時はどう言ったらいいでしょうか。

 

Answer:

日本語だったら「友人の○○さんからあなたのことを教えていただきましたので、メールを差し上げます」などという場合ですね。簡単に表現するのであれば、「 I am writing to you as John Smith told me about you.(ジョン・スミスがあなたのことを教えてくれたので、お便りをしています)」となります。もう少し丁寧にするなら、「Please allow me to write to you as a friend of mine, John Smith, told me about you.(友人のジョン・スミスがあなたのことを教えてくれたので、お便りをさせていただいております)」という言い方もあります。

「introduce」(紹介する)という言葉を使って、「I am writing to you because I was introduced to you by John Smith.(ジョン・スミスから紹介されたので……)」という言い方もありますが、この場合は注意が必要です。「I was introduced」はニュアンスとして、あなたが相手に連絡をするより前に、ジョン・スミスがあなたについて相手に知らせておいてくれたということが前提になります。そうでない限り、いきなり「I was introduced(紹介されました)」と言うと、少し違和感を持たれるかもしれません。

たぶん~だろう

 

第23回 たぶん~だろう

Question:

日本語でよく「たぶん~だろう」と、推量の意味で言い表すことがあります。英語でもいろいろな「たぶん」の表現があるようですが、どんな違いがあるのでしょうか。

 

Answer:

たとえば、「彼はたぶん、市の図書館に行くでしょう。」と言うとき、すぐ思い浮かぶのが「He probably will go to the city library.」です。この場合の「たぶん」は、かなり高い確率で彼は行くだろうという意味です。同じ「たぶん」でも「He perhaps will go to the city library?」となると、「行くかもしれないな」といったニュアンスになります。疑問文ではありませんが、話し言葉では語尾が上がり、書く際には最後に「?」が付きます。

「たぶん」には、この2つのほかに副詞の「maybe」があり、また「may be」、「might be」という「助動詞+be動詞」もあるのは学校でも習ったと思います。maybe は文頭に置き、「Maybe, he will go~」となります。「maybe」も「may be」も、半分くらいの確率の「たぶん」という感じです。これに対して、「He might be going to the library.」の場合は、同じ「たぶん」でもかなり弱く、「どちらかと言えば、行かないだろう」という意味になります。

厚意に甘える

 

第22回 厚意に甘える

Question:

アメリカ人の知人に「サンフランシスコに遊びに来たら、わが家は空いている部屋があるので泊まってください」と言われました。「では、ご厚意に甘えてそうさせていただきます」と伝えるにはどう言えますか。

 

Answer:

まず、相手が本当に親切で言ってくれているのか、儀礼的に言っているのかと日本では考えてしまうかもしれませんが、アメリカでは言葉のまま素直に受け取ればいいでしょう。同じように、「ご厚意に甘えて」という、かしこまった言い方も必要ありません。率直に感謝の意を伝えれば済みます。

表現としては、たとえば「I very much appreciate your offer.(そのように言ってくださって本当に感謝します)」と言えます。「offer」 の代わりに「kindness」にしてもいいでしょう。もう少しくだけて「Thank you so very much for your offer. I’d love to stay at your place.」と言えば、気持ちがより伝わります。一方、「厚意に甘える」を「trespass on someone’s kindness」と訳してしまうと、「親切心につけ込む」といった意味になりますから良くありません。

これでよろしいでしょうか 

 

第21回 これでよろしいでしょうか

Question:

履歴書や申請書などを提出前に誰かに見てもらうとき、「これでよろしいでしょうか」と英語で尋ねるには、何と言えますか。

 

 

Answer:

「これでよろしいでしょうか」というのは、「よろしくお願いします」と同じように日本的な表現ですね。そのまま簡単に言えば、「Is this OK ?」です。しかし、相手によって、もう少し丁寧に言ったほうがいい場合は、「これでいいのでしょうか」という言葉の内容を考える必要があります。つまり、「履歴書を書きましたが、これで問題がないか見てくださいますか?」という内容です。

一例を挙げますと、「I’ve written my resume. I really hate to bother you, but could you go over and see if there’s any part I should make changes or corrections?」となります。「履歴書を書きましたので、お手数ですが修正すべきところがあるかどうか見ていただけますでしょうか」といった意味になります。「resume」は履歴書、「really hate to bother you」は、「お手数をおかけしますが……」、「go over」は「精査する、見直す」を意味します。「changes」は、誤りも含めて変えたほうがいいところで、「corrections」は訂正すべきところでです。内容は状況によって異なります。中身を考えて、英語にしてみてください。

内容は状況によって異なります。中身を考えて、英語にしてみてください。

メッセージを伝えてくれますか?ってなんて言うの?

 

第20回 メッセージを伝えてくれますか?

Question:

伝えたい相手に直接話ができない場合など、誰かにメッセージを伝えて欲しいときにどう言ったらいいでしょうか。

 

 

 

 

Answer:

たとえば、友だちと週末のことを話している時に「ところで、お兄さんに今度の土曜日のパーティーに行きますって伝えてもらえますか?」と言いたい場合、「By the way, would you let your brother know that I am coming to his party next Saturday ?」となります。「let 人 know」で「人に知らせる(伝える)」です。日本人はcomingではなくgoingを使ってしまうことがよくあるようなので気を付けてください。頼むとき、message (メッセージ)という言葉を使うと、「Could you give him a message that I’m coming to his party next Saturday ?」と言えます。こう言われて、「わかりました」と返すならば「Sure will.」や「Certainly!」で済みます。

伝えてもらう相手によって、もう少し格式ばって言おうとするときは、「I’d appreciate it if you relay my message to him that I am coming to his party next Saturday.」と、「relay」という動詞を使うこともあります。答え方は、「I’ll be more than happy to.」と言うと「喜んでお伝えします」という感じになります。

 

 

 

 

 

挨拶はHow are you?だけじゃない

 

第19回 挨拶はHow are you?だけじゃない

Question:

人に会うといつも、「How are you?」「I’m fine, thank you. And you?」と挨拶しています。もっといろいろな表現を覚えたいのですが、どんな言い方があるでしょうか。

 

 

 

 

Answer:

日本語でも「元気でした?」とか、「最近どうしてました?」とか、いろいろあるように、アメリカでも挨拶の言葉はさまざまです。特に親しい間柄では当然、くだけた言い方になります。たとえば、「Feeling great! How about you ?」、「I’m good, and you ?」と言うことがあります。

また、ちょっと聞きなれないでしょうが、「Still kicking and dandy!」と言う人もいます。これは、少し歳のいった人が使う表現で、特に男性の間で使われます。「なんとかやってるよ」といったニュアンスでしょうか。

体調が悪いとき、普通は「I’m not feeling too well.」などと言いますが、はっきりわからないけれど、あまり調子が出ないという場合、「Some kind of a bug must have gotten me.」というのもあります。「I am (a bit of)under the weather.」も同じですが、これは「インテリ」っぽい人が結構使うようです。試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

お世話になりました

第18回 お世話になりました

Question:

「お世話になりました」「お世話になります」という言葉がありますが、英語でどう言ったらいいのか、いつも迷います。場面に合わせた使い方を教えてください。

Answer:

「よろしくお願いします」と同じように、便利にさまざまな場面で使われる、きわめて日本的な表現ですね。たとえば、「シアトルに滞在している間はいろいろお世話になりました」と言い表すときは、「Thank you for all you did for me while I was here in Seattle.」となります。過ぎたことについて言っているので、「for all you did for me(いろいろ私にしてくれたことに)」と、過去形の表現になっています。 これから「お世話になります」と、未来のことについて言い表すときはどうでしょう。たとえば、友人の家に泊めてもらうときなどは、「Thank you for letting me stay in your home.」と言えます。おわかりのように、過去、未来、いずれの場合も感謝の気持ちを表わすことになるので、 「Thank you for〜」から始めると良いでしょう。

いろいろな「よろしく」って英語でなんて言う?

 

第16回 いろいろな「よろしく」

Question:

日本では「よろしく」という言葉をよく使います。「○○さんによろしくね」、「くれぐれもよろしくお伝えください」というような意味のことを英語で話す場合、どうなるでしょうか。

 

 

 

Answer:

「よろしく」という日本語にそのまま当てはまる英語はありません。もし、友人や知人など、ほぼ対等な立場にある人に向けて「よろしく言って」と話すならば、「Say hello to 〜(for me).」や「Tell 〜 hi (for me).」となります。たとえば「お兄さんによろしく言っておいて」なら「Say hello to your brother (for me).」、「ジュディーによろしくね」なら「Say hi to Judy(for me).」です。

よろしく伝えて欲しい相手が、仕事での取り引き先などそれほど親しくなければ、もう少し丁寧な言い方があります。たとえば、「スミスさんによろしくお伝えください」と言いたい時は、「Please give Mr. Smith my best regards.」とします。また、「よろしく」の中に感謝の気持ちを含めるのであれば「Please tell Mr. Smith thanks for me.」と言ってもいいでしょう。

 

 

 

 

 

「気を使う」って英語でなんて言う?

 

第15回 調子に乗る、図に乗る

Question:

日本的かもしれませんが、他人や周りのことに気をつかってしまうことがあります。こういう場合の「気をつかう」というのは、英語ではなんて言ったらいいでしょうか。

 

 

 

Answer:

同じ「気をつかう」でも、場面によって2つの状況が考えられるでしょう。

1つは、いい意味での「気をつかう」です。たとえば、ホーム・パーティーにゲストを呼んだとき、みんなが楽しめるように「気をつかっている」という場合では、「She thinks other people before herself.」と言えます。自分のことより他人のことをまず考えているわけです。

もう1つは、周りがどう思っているか、他人の目ばかり 気にしているようなときの「気をつかう」で、やや否定的なニュアンスがあります。「彼女はいつも周囲に気をつかっている」と言うなら「She always thinks about what other people think of her.」と、表わせます。直訳すれば、常に他人が自分をどう思っているかを考えている、となります。

「気をつかう」という英訳で「concern for~」という表現もよく見られますが、日本的な言い回しで、アメリカではあまり使いません。

 

 

 

 

 

「調子に乗る」・「図に乗る」って英語でなんて言う?

 

第15回 調子に乗る、図に乗る

Question:

花見の季節、つい、羽目を外すこともありますよね。そんなとき「調子に乗っちゃって」とか、「図に乗ってしまった」とか、英語で言い表わすには、どう言ったらいいでしょうか。

 

 

 

Answer:

親しい間柄で使われることが多い言い回しですね。たとえば、「昨夜は調子に乗って、つい飲み過ぎちゃった」と言いたいときは、「I got carried away and drank too much last night.」となります。「get carried away」が「調子に乗る」とか「図に乗る」という意味です。ちょっと変わったイディオムなので、このまま覚えてしまいましょう。

「調子に乗っちゃダメ」と、強く迫るなら「Don’t get carried away.」と命令形になります。「調子に乗らないほうがいいよ」と、やんわり諭すなら「You’d better not carried away.」とすれば良いでしょう。「had better not~」=「~しないほうがいい」を使います。

似たような表現で「Don’t get too excited.」という言い方もあります。「興奮するな」、「浮かれるな」といったニュアンスです。

 

 

 

 

 

「~かと思う」って英語でなんて言う?

Question:

日本語で「~かと思う」と言うとき、「I think ~」ばかり思い浮かべてしまいます。ほかには、どんな言い方があるでしょうか。

Answer:

「思う」にもいろいろな意味がありますね。「はっきりとしないけれど、○○ではないかと思う」という不確かな場合や疑問に感じるとき、あるいは推察するときの「思う」を表わす英語に「wonder if~」があります。
たとえば、「I wonder if it will rain tomorrow.」と言えば、「明日は雨が降るかしら?(降るんじゃないかと思う)」という意味になります。この場合、wonderはよく現在進行形を取ります。「I’m wondering if he is going to take the new job.」で「彼は新しい仕事を受けるのかしら?」となります。より確かなニュアンスでは「I have a feeling(that)~」も使えます。「I have a feeling(that)he’s going to take the new job.」と言えば「彼は新しい仕事に就くと思いますよ」という感じです。
さらに「きっと~だと思う」という場合は、「I’m sure(that)~」がよく使われます。

間違っていました……。

Question:

会話をしている中で、さっき自分が話した内容や意見が間違いだと気付くことがあります。そうしたとき、相手にどう言えば良いものでしょうか。適切な表現を教えてください。

Answer:

たとえば、何か日本の風習について事実とは異なることを言ってしまい、それに気が付いたときは率直に「I made a mistake.」(間違っていました。)と言えば済みます。「I was wrong.」というのも同じ意味です。
このほか、「It’s a mistake on my part.」という言い方もあります。「私のほうが間違っていました。」というニュアンスになるでしょうか。アメリカの人は比較的、率直に自分の間違いを認める表現をしますが、一方で、相手が間違っていると思うときは、「You are wrong, I’m afraid.」(それはおかしいんじゃない?=あなたが間違っているのでは……。)などと言います。
間違った事実を伝えてしまったことに対して謝るのであれば「Please forgive me for giving you a wrong information.」などと言えます。間違いについては、率直に表現するのがポイントです。

わかってもらえたでしょうか

Question:

アメリカ人と話していて、自分が言ったことを相手が正しく理解しているか不安になるときがあります。わかってもらえたかを確かめるには、どういう言い方があるでしょうか。

Answer:

確かに、大切なことについては、ちゃんと伝わったか確かめたくなりますね。英語が苦手だということをはっきり言って、相手に気持ちを伝えるには、「My English is not good enough, so I’m wondering if you understand what I have meant.(英語力が十分ではないので、私が言ったことについて理解していただけたか少々心配です)」という言い方があります。「wonder if~(~について不安だ)」は、よく使われるフレーズです。
もっと手短に表現することもできます。相手に何かを伝えたあとで、「Does it(that)make sense?」、あるいは「Did I make sense?」と言います。it(that)は、「自分が言ったこと(内容)」を指します。「make sense」はこの場合「意味が通じる」という意味です。何事も心配だったら確認してみたほうがいいですね。特にビジネスの約束などで間違ったら大変ですから。

あまり賛成できないな

Question:

ちょっとした問題で、相手の言っていることに対して同意できないとき、何と言って返せば角を立てずに、自分は反対だと伝えられますか? どんな言い方があるのか教えてください。

Answer:

たとえば、相手がトランプ大統領の支持者で、「We want to build a wall between the United States and Mexico.(メキシコとの国境に壁を造ったほうが良い)」と言ったとします。この意見に賛成できないとき、「I don’t agree with you.」と言えますが、ストレートな感じがします。そこで「I don’t quite agree~」と「quite」を入れることによって「あまり賛成できないな」といった、少し柔らかい感じにすることができます。
さらに控えめな反対の表現として、「It might be better not to build the wall.」と言ってもいいでしょう。「壁は造らないほうがいいんじゃない?」というニュアンスです。この場合は、「It might be better if you don’t build the wall.」と言い方もあります。ここでの「if」は、あまり見慣れないかもしれませんが、英語では普通ですので、ぜひ使ってみてください。

ちょっと苦手なんです。

Question:

ディナーに招待されたアメリカ人の家で料理を勧められた時に、満腹だったり苦手だったりという場合、どう断れば良いのか迷います。失礼にならない言い方はありますか。

Answer:

本当にもうお腹がいっぱいだったら「I’m really full.」と言えば良いでしょう。ちょっと苦手だなと思う料理だったら、「I’ve never had this before but I’m gonna try.」と言うのもひとつの方法です。「食べたことないけれど、試してみます」という感じです。
そうすると、アメリカ人は「How do you like it?」と聞いてくると思います。予想に反しておいしければ「Very good 」または「Delicious」と言えば良いのですが、口に合わなくても「I don’t like it.(嫌い)」とは言えません。そこで「I like it all right.(いいですね)」と、ごまかします。あるいは、「It’s very interesting.」という表現もあります。「まあ、なかなかいいかも」というニュアンスでしょうか。無理して食べずに、こういう言い方を覚えると便利です。

日本の「よろしくお願いします」に当たる英語表現

Question:

日本語では、いろいろな場面で決まり文句のように「よろしくお願いします」と使います。英語でも、そのような便利な言い方はありますか。どう言い表わしたら良いでしょうか。

Answer:

そうですね、日本語の「よろしくお願いします」は、いろいろな意味がありますから、英語にすると言い方はさまざまです。
お願いやお礼の場合は、「Thanks」や「Thank you」が使えます。「~してくださいますか」とお願いした後には「Thanks for your help(cooperation).」、または「I appreciate your time.」という言い方もあります。これらの言葉は、何かをしてもらったこと(過去のこと)に対するお礼の意味でも使えます。「コンサートのチケットを買っておいてもらえますか」といった、未来のことに限定すれば、「Thank you in advance.」と言えます。「in advance」というのは「前もって(あらかじめ)」という意味ですね。このほか、「I will leave it to your discretion.」と言う場合もあるでしょう。「discretion」は判断、裁量といった意味です。つまり「もろもろお任せしますので、よろしくお願いします」というニュアンスです。
 

「~してみたらどう?」と、やんわり勧めたいときに

Question:

相手に何かを勧めるときの言い方として、学校では「had better」と習いましたが、ちょっとストレート過ぎる気がします。やんわりと「~してみたらどう?」と言いたいときには、どんな表現が考えられますか。

Answer:

相手が友だちなら「How about ~」を使って、たとえば「図書館に行ってみたらどうかな?」という場合なら「How about going to the library?」が簡単ですね。相手がそれほど親しい関係でもなく、もう少し丁寧に言いたいなら「It may not be a bad idea for you to go to the library.」はどうでしょう。直訳すれば「図書館に行くのも悪くないのではないですか。」となり、遠回しに
提案をしている形にできます。同じようなニュアンスで、「You might like to go to the library.」という言い方もあります。反対に、相手に強く勧めたいときは、「I strongly suggest that you go to the library.(」絶対図書館に行ったほうが良い。)というように、「strongly suggest that~」が使えます。
[エミ先生の英会話]

英語で「~したい」気持ちを伝える

Question:

何か自分のしたいことを表わそうとするとき、「I want to~」「I’ d like to~」くらいしか思い浮かばなくて……。ほかに言い方はないでしょうか。

Answer:

「I want to~」でも問題ありません。「I’ d like to~」は、少し柔らかい感じになります。このほかですと、たとえば「I am thinking of going on a tour to the East Coast including New York.」(ニューヨークなど東海岸に旅行
しようと思っている)と言うと、控えめな感じでしょうか。行きたくて旅の計画を練っている、というニュアンスを出すなら「I am in the process of making plans for the East Coast ~」と言い換えることもできます。
「ものすごく行きたい」という気持ちを伝えたいなら「I’d love to~」「I love to~」と言えます。また、実際はたぶん行けないけれど、「行きたいなあ」というのであれば、「I wish I could go~」と仮定法で表現します。
ちなみに「~したいとは思わない」という場合は、「Idon’t want to~」だけでなく、「I don’t feel like going(doing)~」や「I am not really interested in going(doing)~」という言い方もあります。やんわりと誘いを断るときにも使えます。いずれにしても、したい(したくない)ことの内容で、違った言い方が見えてきますね。
[エミ先生の英会話]

「すみませんが~」はどう表わす?

Question:

日本の文化では、すぐに「すみませんが~」「恐縮ですが~」と、謝るような言い方をしてしまいますが、英語の場合、こういう表現はあるのでしょうか。

Answer:

英語でも、そういう言い方はあります。ただ、日本語で言うところの「すみませんが~」は、場面によって違う英語表現になります。たとえば、「すみませんが、駅までの道を教えてくれますか?」と、相手に手間を取らせてしまう場合は、「Sorry to bother you,~」または「Sorry to trouble you,~」と切り出します。「trouble」 のほうがイギリス英語的です。全体の意味は「Excuse me,~」と同じです。「すみませんが、もう行かなければなりません」という
ように、相手の気持ちに配慮して、「残念ですが」という意味合いを含む場合は「I’m afraid I must go now.」と、「I’m afraid~」の形をよく使います。「afraid」は、「怖い」という意味で覚えている人も多いかもしれませんが、「I went shopping and spent too much money, I’m afraid.」(買い物に行って、お金を使い過ぎちゃった)と、残念な感じを表わすときに最後に付けることがあります。ぜひ使ってみてください。
 

Mr.やMs.……敬称は必要?

Question:

事務的な問い合わせのメールを送ろうと思うのですが、担当者が男性なのか女性なのか、名前だけでは判断がつきません。こういう場合、敬称はどう書いたら良いものでしょうか?

Answer:

そうですね、日本人になじみのない名前は多いですし、ChrisやSeanなど男性にも女性にも使われる名前もありますから、なおさらわかりづらいですよね。でも、気にすることはありません。Mr.もMs.も、今は付けないのが普通です。Chris Smithさん宛てなら、「DearChris Smith」で問題ありません。電話で呼び出すときにも、「May I speak to Chris Smith?」(クリス・スミ
スさんと話せますか?)と言えます。あえてMr.やMs.を付けても問題ありませんが、既婚の女性に対してMrs.を付けると、ちょっと古風な響きがあります。気を付けなければいけないのは、その女性がPaul Taylorの妻で名前がMariaであれば、Dear Mrs. Maria Taylorとはせずに、Dear Mrs. Paul Taylorとします。日本語でポール・テイラー夫人となるわけです。なんとなく男性中心の時代がかった感じですね。

誘われたけれど断りたい~「commitment」でごまかす~

Question:

ホーム・パーティーや食事に誘われることがときどきあります。行きたいけれど行けないときや、あまり気が進まないとき、相手の気持ちも考えると、何と言ったら良いのか迷います。どう断ると角が立たないでしょうか。

Answer:

「I am terribly sorry, but I have a previous commitment on that day. Thanks for the invite, anyway.」(申し訳ないのですが、その日は先約があります。でも誘ってくれてありがとう。)と言えば、いずれの場合でも問題ないでしょう。
「terribly」を入れることで、「本当に残念」というニュアンスが伝わります。この場合の「commitment」は用事や約束といった意味です。アメリカでは、何か約束があるときや都合が悪いときなどによく使います。
明確な約束があるときは「engagement」が使えますが、相手から「Oh, where are you going?」(どこに行くの?)と聞かれるかもしれません。
最後に「Thanks for~」を付けると、丁寧な感じになりますね。
 

私は英語が話せない~「quite」でやんわり伝える~

Question:

アメリカ人に英語で話しかけると、英語ができると思われて、一気に英語でいろいろ言われてしまいます。そんなに得意ではないと、どうやってわかってもらえばいいでしょうか。失礼のない言い方を教えてください。

Answer:

そうですね、確かにアメリカ人は、みんなが英語を話せると思っているような人が多いですからね。そういうときは丁寧な言い方ですと、こんな表現があります。「Sorry I didn’ t quite understand what you said. Could you repeat, and perhaps a little more slowly?」(ごめんなさい、おっしゃっていることがよくわかりませんでした。もう少しゆっくりお願いできますか?)この場合、「quite」を入れることで、「あまりよくわかりません」といったやわらかい感じを与えられます。「perhaps」も同じ効果があります。もっとカジュアルな表現では、「Say it again slowly, please, as I didn’ t quite understand what you meant.」という言い方もできます。
この場合の「as」は理由を表わします。「meant」は「mean=意味する」の過去形で、「said」 と同じように使えます。
[エミ先生の英会話]

お願いしたいことが……~「Favor」を使ってみよう~

Question:

誰かにお願いしたいことや頼みたいことがあるとき、 「Could you~」とか「Would you~」(○○してくださいますか)っていきなり言うのではなく、ほかの言い方はありますか。その際は、どんなやり取りになりますか?

 

Answer:

まず、「お願いがあります」、「頼みたいことがあります」という意味で、「I have a favor to ask of you.」、「I would like to ask you a favor.」という丁寧な言い方があります。少しくだけて「Can I ask you a favor ?」でもいいですね。もっとくだけた言い方だと、「Do me a favor, will you?」もあります。
相手は「Certainly. What can I do for you?」(もちろん。何だい?)と聞き返してくるでしょう。そうしたら、たとえばスターバックスにコーヒーを買いに行く知人に自分の分まで買ってきて欲しいなら、「Can you get me a cup, too?」なんて言えばいいですね。
「favor」は、日本人にはあまりなじみがない単語かもしれませんが、いろんな意味でよく使われるんですよ。「I am in favor of cash rather than a check.」(私は小切手より現金のほうがいいです。)という使い方もそのひとつです。

 

[エミ先生の英会話]

知らない相手に電話をかける ~「Available」を覚えてね~

Question:

最近はスマートフォンで個人に直接電話をすることも多いけれど、ときには企業や学校などオフィスに電話しなければならない場合もあります。「○○さんはいますか」って言うのは、たとえば「May I speak to Mr. Bob Smith ?」で良いですか?

 

Answer:

丁寧なのは「Could I speak to ○○?」で、ちょっとくだけた言い方だと「Is Bob Smith available ?」、さらにくだけると「Is Bob there?」となります。
「available」というのは使い慣れないかもしれませんが、人を主語にした場合、「都合がいい」とか「応対できる」と意味があります。
たとえば、「Would you like to go to a piano concert next Sunday?(今度の日曜にピアノのコンサートに行かない?)」と聞かれたときに、OKなら「I’m available. I’d love to.( いいですね、行きたいな。)」と言えますし、感じが良いですね。「OK」も使えますけれど、覚えておくと便利です。

 

[エミ先生の英会話]