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Author: 島田耕太

エクササイズ・サイエンス修士。1998年より個人、グループ、企業に向けてフィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う。

関節のセルフケア〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

関節のセルフケア💪

健康な体づくりのために、食事、運動、睡眠、ストレスマネジメントなど、さまざまなことを意識している人も多いと思います。しかし、家事や仕事、育児に追われなかなか手が回らないこともあるのではないでしょうか。私自身も仕事柄、筋トレの時間は取れても体のメンテナンス、特にストレッチや有酸素運動、マッサージなどまではなかなか時間がかけられません。筋肉の疲れや関節詰まり、乳酸の蓄積などを感じてもセラピストに頼る時間がないため、何とか自分でケアしていきたいものです。今回は、私が普段取り入れている体の動きを改善するセルフケアを紹介していきます。

ここでいう「関節修正」は私が個人的に使っている表現で、関節を理想の位置で動かしていくことを指します。日常生活では関節の使い方に偏りが生まれます。例えば肩は仕事や家事、運転など体の前で行う動作が多いため、作業時間が長くなるほど胸筋や上腕二頭筋、三角筋の前側などが固くなります。その結果、肩関節が前に傾きやすくなります。こうなると肩の可動範囲は制限され、腕や肩が自由に動かしにくくなる原因にもなります。関節修正はエクササイズを行う中で関節を理想の位置で動かし、固くなった筋肉やあまり使われていない筋肉を動かすことで関節本来の動きにつなげていくというコンセプトです。

この関節修正のメリットは、関節を整えて動かすことで筋トレとストレッチ両方の要素を同時に取り入れられることです。筋トレというと胸や脚といった筋肉を考えがちですが、肩周りや股関節周りには普段はあまり意識しないものの、重要な筋肉がたくさんあります。その筋肉を動かすことで血行が良くなり、固くなった筋肉の伸縮性を取り戻しやすくなります。また、筋肉が動きやすくなることで肩周りや腰周りがスッキリとし、見栄えも良くなります。

関節周りのセルフケアで大切なのは、無理をしないことです。固くなった関節周りの筋肉を動かしていくため、無理に可動範囲を広げようとすると炎症の原因になってしまいます。できる範囲で、痛みのないようゆっくり行いましょう。

  今月のトレーニング 

STEP 1

肩の回旋 15〜20回を1〜2セット

肩関節のエクササイズです。まず、肩甲骨を軽く寄せ、両肘を肩の高さまで上げます。肘は90度に曲げ、拳を軽く握ります。この状態から拳が天井を向くように前腕を起こし、元の位置に戻します。この際、肘の位置が上下しないように注意しましょう。肩関節の硬い方は動かせる範囲で大丈夫です。

STEP 2 

上体落とし 10〜15回を1〜2セット

腕のストレッチと肩甲骨周りの動きを同時に行うエクササイズです。まず、両腕を伸ばして両手をテーブルなどに置きます。手を置く場所はどこでも構いませんが、動かないものが理想です。両腕は肩幅よりも広めに開きましょう。この状態から腰を引き、上体を落とします。この際、頭が腕よりも下がるようにしましょう。下げられるところまで下げたら2秒から3秒静止して元に戻ります。写真では膝をついて行っていますが、台の高さによっては立ったままでも行えます。

STEP 3 

コサック・スクワット 10〜15回を2〜4セット

股関節周りのエクササイズです。脚を広めに開き、つま先をやや外側に向けます。足裏は床にしっかりつけたまま行いましょう。ここから右の股関節を開くようにしながら右膝を曲げていきます。この際、左膝はできるだけ伸ばし、足裏も床から浮かないように意識します。内ももや股関節周りの伸びを感じたら体を戻し、左も同じように行います。ゆっくりと呼吸を整えながら行い、無理に筋肉や関節を伸ばさないように注意しましょう。バランスに自信のない方はテーブルや手すりなどを活用してください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute
9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
www.masteringbodyinstitute.com

美ボディーを作るための生活習慣〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

美ボディーを作るための生活習慣💪

美ボディーを作るうえで重要なことが習慣づくりです。どれだけ有名なダイエットプログラムでも習慣にできなければ結果が出ても維持はできません。気が付けば振り出しに戻り, また同じことを繰り返さなければなりません。25年以上トレーニングを見てきた経験から、美ボディーを作るために重要な習慣は3つあります。

1️⃣ 睡眠習慣

睡眠は代謝、免疫力、ホルモンバランス、学習能力などに影響します。睡眠不足はこれらのバランスを崩し、結果として太りやすくなる、体調が悪くなる、物覚えが悪くなるなどにつながります。睡眠時間は最低でも7時間は必要です。仕事、家事、育児などで難しいかもしれませんが、不健康になって通院生活になる可能性を考えると、睡眠を見直すことは大切です。まずは睡眠環境を整えましょう。自分に合った寝具を選び、室温を摂氏20度(華氏68)以下に保つことで睡眠の質を改善できます。また、睡眠時間は就寝時間と起床時間をセットにして可能な限り守りましょう。

2️⃣ 食事習慣

食事は間食を避け、3食しっかり食べましょう。3食は野菜とたんぱく質を中心にメニューを組みます。細かい数字(カロリーやたんぱく質の量)を気にするより、まずは腹八分目を意識することから始めましょう。また、完璧にこなそうとするとなかなか続かないので、平日の5日間は食習慣を守り、週末の2日は少しだけチートデーを設けるとストレスなく取り組めます。飲酒も平日は避け、週末に楽しむようにしてみましょう。水分補給も大切ですが、習慣になっていない方も多いようです。1日2リットルから3リットルを目安に、こまめに飲むことを意識しましょう。目安としてはコップ7杯から10杯(1杯8オンス)ほどです。

3️⃣ 運動習慣

運動よりも食習慣といわれることもありますが、どちらも重要で、どちらが欠けても理想の体型をつくるのは難しくなります。ジムに通うのももちろん良いですが、自宅でも十分に取り組めます。筋肉を動かすエクササイズ30分を週2回、有酸素運動20分から30分を週に2、3回、合計週2.5時間ほどでも十分な効果は出ます。有酸素運動は早歩きのペースで行い、疲れたら散歩ペースに落として調整しましょう。 

筋肉を動かすエクササイズにはできるだけ多くの筋肉を動かせるものを選びましょう。参考に3つ紹介するのでぜひ行ってみてください。ポイントはゆっくりと大きな可動範囲で行うことです。初めのうちはうまくできなくても次第にできるようになり、固い筋肉や関節も動くようになります

  今月のトレーニング 

STEP 1
スクワット:10〜15回を2〜4セット

スクワットは脚のエクササイズの中でも多くの筋肉を使うため、必ず入れておきたいエクササイズの一つです。足幅は腰幅と肩幅の中間くらいに置きます。つま先は外側に向け、股関節を開くように腰を落とします。この際に膝はつま先の方向に曲げていきましょう。多少上体が前かがみになっても問題ありませんが、できるだけ上体を立てて行います。深さも重要ですが、足首、膝、股関節をしっかり動かすことを意識しましょう。

STEP 2 
ショルダープレス:
15〜20回を2〜4セット

腕を頭上に上げる肩のエクササイズです。腕を体の前に構え、この状態から腕を頭上に上げていきます。腕を上げる時ときに体を後ろに反らしてしまうことがあるので、できるだけ直立体勢を維持しましょう。肩に違和感のある場合はできる範囲で行い、少しずつ腕を伸ばしていきます。余裕があればダンベルやウォーターボトルなどを使い負荷をかけて挑戦してみましょう。

STEP 3 
タック&ツイスト:10〜15回を2〜4セット

腕立ての状態から膝を交互に動かすエクササイズです。腕立ての姿勢になり、右膝を左肘に、左膝を右肘に近づけながら腰をひねります。床では難しい場合は、壁やダイニングテーブルなどに手を置いて行っても大丈夫です

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
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新年から始めたい美脚づくり〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️新年から始めたい美脚づくり🏃

新しい年を迎え、ダイエットの再開を考えている方も多いのではないでしょうか。体重を落とすことを目標にする場合、筋肉量が多い脚を使ったエクササイズが効果的です。

今回はダイエッター向けの脚のエクササイズを紹介します。体重を落としながら美脚を目指せる、一石二鳥の内容です。 

ダイエットを目的にエクササイズを行う際、優先して考えたいのは「1つのエクササイズで多くの筋肉を使うこと」です。個人的には無駄なエクササイズはないと思っていますが、効率の良し悪しはあると考えています。特にダイエッターは多くの筋肉を一度に使い、カロリー消費量を高めることを優先するとよいでしょう。スクワット、ランジ、デッドリフトなどは多くの筋肉を使う代表的な脚のエクササイズです。 

スクワットやデッドリフトはとても優れたエクササイズですが、ある程度のスキルや負荷が必要になるという側面もあります。ジムに通っている場合は問題ありませんが、自宅や出張先では難しいかもしれません。その点、ランジは自重でも効果があり、場所を選ばず行えるうえ、バリエーションも豊富な優れたエクササイズです。さらに、片足ずつ行うことで消費カロリーを高めやすいのも特徴です。 

今回はその中から3つを紹介します。ランジは身体操作やバランスを必要とするエクササイズです。写真では補助なしで行っていまが、最初のうちは壁やダイニングテーブルなどのそばで、安全を確保しながら行ってください。

 今月のトレーニング

STEP 1 アイソ・スプリット 左右30~ 45秒を1~ 2セット

足を前後に開き腰を膝の高さまで下ろした状態を保ちます。30 ~ 45秒経ったら足を入れ替えて同様に行います。重要な点は、上体をしっかり立てることです。バランスを取るために、両手を広げたり壁やテーブルなどに手を置いたりしても構いません。30秒がきつい場合は短めの時間から始めましょう。

STEP 2 ブルガリアン・スプリット 左右10回を2~ 3セット

足を前後に開き、後ろ足を椅子や台に載せます。この姿勢から腰を下ろし、下げられるところまで下ろしたら元の姿勢に戻します。10回終えたら足を左右入れ替え、同様に行いましょう。台や椅子の高さは低くても問題ありません。高すぎるとバランスが取りづらくなるため。膝の高さまでを目安にしましょう。主に使うのは前足なのでやや前傾姿勢で行うのがおすすめです。最初のうちは深さよりもバランスを重視すると上達が早くなります。

STEP 3 コサック・スクワット 左右10回を2~ 3セット

足を横に開き、つま先は外に向けます。この姿勢から、右足に体重を移動させていきます。下がれるところまで下ろしたら初めの位置まで体を戻しましょう。右側を10回行ったら左側も同様に行ってください。筋力だけではなく、バランスや柔軟性も求められるエクササイズです。近くにつかまれるものがあると安心して行えます。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
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秋につくる美ボディー〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️秋につくる美ボディー🏃

夏が終わり、秋冬到来。アメリカではサンクスギビング、クリスマス、新年とさまざまな「食」を中心としたイベントが増えてきます。そこで気になるのがやはり食べ過ぎ・飲み過ぎによる体重や体脂肪の増加。しかし、ダイエットのために楽しい時間を過ごせないというのも問題です。今回は、ホリデーシーズンでもパーティーを楽しみながら脂肪燃焼を促す習慣を紹介します。 

脂肪燃焼や健康管理のためには生活習慣の改善が重要です。注目すべきは、食事、運動、睡眠の三つの柱。仕事、家事、勉強などで理想的な習慣が難しくても、できるだけ近づける努力が大切です。

基本的に食事は1日に3回、6時間ほどの間隔をあけて取ることが理想です。例えば朝6時に朝食を取ったら、昼は12時、夜は6時というように。こうすることで、食後に上がった血糖値やインスリン値を正常に戻す時間が確保できます。間食は食後2時間から3時間あけた上で栄養価の高いものを選びましょう。枝豆やナッツなどは手軽で栄養バランスもよくおすすめです。 

睡眠は最低7時間とることが理想です。睡眠不足は太りやすくなり、食べ物の選択が糖質の多いものに偏る傾向があります。これはストレスホルモンの上昇に関連しています。スケジュール的に難しい場合は15分から20分の仮眠を取り入れてみましょう。 

運動に関しては1日20分体を動かす習慣を作りましょう。この20分は散歩でもOK。そして週2回は20分から30分の筋トレを行うのがおすすめです。筋トレではエクササイズ数種類を30秒ほどの休憩を挟んで行うサーキット形式が効果的です。こちらは後ほど紹介します。 

これら三つの生活習慣をホリデーシーズンにも適用しましょう。パーティーのある日でも、食事・運動・睡眠のリズムを崩さずに過ごせば、暴飲暴食を避けてイベント自体をより楽しめます。連日パーティーが続いても体調管理ができていれば罪悪感も少なくすみます。ただし、こうした効果を得るには今のうちから習慣化しておく必要があります。生活リズムが乱れていると感じる方は一つずつ整えていきましょう。 

では、サーキット形式のエクササイズを紹介します。サーキット形式はエクササイズ間の休憩が短いため、短時間でもカロリー消費が高く、時間のない人にもおすすめです。今回は3種類を紹介しますが、時間に余裕があれば8種類程度のエクササイズを30秒の休憩を挟みながら2周から4周行ってみてください。疲労回復も考慮し、週2回から始めるのがよいでしょう。今回紹介する3種類も30秒の休憩を入れながらステップ1、2、3の順で行い、3が終わったら30秒休憩を入れて、また1から始めましょう。

 今月のトレーニング

STEP 1 ステップ・ランジ 左右10〜15回ずつ 休憩:30秒

直立体勢から右足を前に出して腰を落とし、後ろ足の膝が約90度になるようにします。上体は前かがみにならないように注意しましょう。体の硬い方は後ろ足の太ももに引っ張りを感じるかもしれませんが、これはストレッチの効果です。そのまま続けてOK。腰を落としたら、前の脚で地面を蹴るイメージで直立体勢に戻ります。左足も同じように行いましょう。バランスが取りにくい場合はダイニングテーブルなどでサポートを。

STEP 2 リリース腕立て 8〜12回 休憩:30秒

うつ伏せの状態から手を胸の横に置き、上体を持ち上げて腕立てを行います。腕の力だけでなく、腹筋やお尻にも力を入れると体が安定しやすくなります。上体を持ち上げたらうつ伏せに戻し、いちばん下では完全に脱力しましょう。力に自信のない方は膝をついても構いません。それでも難しい場合はコーヒーテーブルやダイニングテーブルに手を置いて行いましょう。

STEP 3 クロスオーバー・クランチ左右15〜20回ずつ 休憩:30秒

膝を曲げ仰向けになり右足を左膝に組みます。左手で頭をサポートし、左ひじで右膝を触れるように体を持ち上げながらひねります。コツは左の肩甲骨を持ち上げるイメージで行うこと。左側が終わったら右側も同じように行いましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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消化不良は美容の敵〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️消化不良は美容の的🏃

消化不良は、食べ物の消化や吸収がうまくいかないことで起こる胃腸の不快症状を指し、現代社会において多くの人が経験する不調の一つです。胃の痛みやもたれ、食後の膨ほうまん満感、吐き気やげっぷ、食欲不振、胃酸の逆流感など、症状はさまざまです。原因も多岐にわたり、暴飲暴食や早食いといった食生活の乱れやストレス、運動不足、薬の副作用、消化器疾の疾患などが挙げられます。これらの症状は一時的なものから慢性的なものまで幅広く、生活の質を低下させるだけでなく、ダイエット効果を妨げる要因にもなります。 

消化不良の改善には、まず食生活の見直しが重要です。以下のポイントを意識してみましょう。

• よく噛んで食べる:唾液の分泌を促し、消化酵素が働きやすくなります。
• ゆっくり食べる:胃への負担を軽減できます。
• 規則正しい食事時間を守る:不規則な食事は消化器官のリズムを乱しやすくなります。できるだけ
  三食を同じ時間にとるようにしましょう。
• 適量を守る: 腹八分目を意識し、満腹になるまで食べ過ぎないようにしましょう。
• 脂っこいものや刺激物を控える: 揚げ物や辛いもの、アルコール、カフェインは胃の粘膜を刺激
  
し、消化不良を悪化させやすいです。 

食事だけではなく、日常の生活習慣を見直すことも消化不良の改善につながります。ストレスは自律神経のバランスを崩し、胃腸の働きを乱します。趣味やリラクゼーションを取り入れ心を整えましょう。ストレスマネジメントとしても重要なのが睡眠です。夜更かしや寝不足は胃腸に負担をかけるため、十分な休養をとり、規則正しい生活リズムを整えることが重要です。 

さらに、タバコやアルコールは胃の粘膜を傷つけ、消化不良を引き起こすことがあります。できるだけ控えることが推奨されます。加えて、ウォーキングや軽いストレッチなど無理のない範囲で体を動かすことで胃腸の血流が改善し消化機能の向上につながります。特にお腹周りのエクササイズは血行促進に効果的で胃腸を動きを助けます。今回は腹筋運動の中でも消化機能改善に役立つエクササイズを紹介します。

 今月のトレーニング

STEP 1 クロス・クランチ 左右20回ずつ

膝を曲げて仰向けになります。右足を左腿にのせ、手は頭の後ろで組んで頭をサポートしましょう。このとき、両肘は外に向けます。この姿勢から肩甲骨を浮かし、左肘で右膝をタッチするように体をひねります。上げられるところまで上げたらゆっくりと元の姿勢に戻しましょう。体が硬い人は無理にひねらず、できる範囲で行いましょう。20回行ったら足を入れ替えて反対側も同様に行います。

STEP 2 膝メトロノーム 左右20回ずつ

膝を曲げた状態で仰向けになり、両腕は横に広げます。膝を持ち上げ、腰と膝が90度になる位置を保ちます。この状態から足と膝を付けたままゆっくり左右に倒していきます。このとき、肩が浮かないように注意してください。傾けたら腹筋の力で反対側に倒します。無理に床に付けようとせず、可能な範囲で行いましょう。

STEP 3 クランチ 20回

膝を曲げて仰向けになり、手は頭の後ろで組みます。この姿勢から頭と肩甲骨を浮かすように上体を起こします。背中を丸めるイメージで行い、ある程度上体を起こしたら背中を伸ばすように意識してゆっくり元の位置に戻します。腰が硬い人はゆっくりとできる範囲で行いましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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美容と健康の源「水」〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️美容と健康の源「水」🏃

気候が良くなり、外での活動が増えてきたのではないでしょうか。陽気が続くこの季節、美容と健康の面で気をつけたいことの一つが水分補給です。人間の体は約60パーセントが水分でできています。筋肉は約75パーセント、皮膚は約70パーセント、そして水分と関係なさそうな骨でさえ20から30パーセントが水で構成されています。そのため、汗をかきやすくなるこの時期は、特に水分補給を意識することが大切です。 

ただし、水をたくさん飲めばよいというわけではありません。大量に水を飲んでもすぐに尿として排出されては水分補給にはなりません。また、カフェイン、糖質、アルコールを含む飲み物は、水分補給になりそうに見えて、実際にはそれらの成分を分解・排出するために体内の水分を余計に使ってしまうことがあります。 

では、どんな点に気をつければよいのでしょうか? 答えは「ミネラル」です。汗のほとんどは水分ですが、ナトリウム(塩分)を含み、微量ながらカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。水だけで補ってもこれらの成分までは補給できないため、長時間の発汗が続くと、めまい、動悸、筋肉のけいれん、頭痛などの不調につながるおそれがあります。 

アジア系の食事は湿度の高い地域で育まれてきた背景もあり、比較的摂取塩分が多い傾向がありますが、加熱や加工の過程でミネラルが失われやすく、記載されている分量ほど含まれていないこともあります。塩分は調味で補えますが、それ以外のミネラルは意識的に摂らないと不足しがちです。 

理想的な水分補給の方法は、ミネラルを含む飲料水を取り入れることです。飲料水から摂るミネラルは吸収効率が高く、カロリーゼロの製品も多いため、ダイエット中の方にも適しています。選択肢としては市販のミネラルウォーターやスパークリングウォーター、あるいは水に溶かして使う粉末タイプでのミネラル補給ドリンクなどがあります。1日に必要な水分摂取量はおおよそ2.5リットルとされ、そのうち約1リットルは食事から補われます。残りの500ミリリットル程度をミネラル入りの飲み物にすると、バランスよく水分補給ができます。 

今回の課題は、身体操作で大切なことは筋肉や関節の可動域を無理なく広げていくことです。急に大きな動きをするとケガにもつながるおそれがあるので、楽に動ける範囲からゆっくり始めましょう。エクササイズ前のウォームアップや、シャワー後のリラックスタイムにもおすすめの内容です。

 今月のトレーニング

STEP 1 肩回し 10回を3セット

長めの棒の端を胸の前で持ちます。肘をしっかりと伸ばしたまま頭の上に持ち上げそのまま腕を背中側へ回します。肘を曲げずに行けるところまでいったら、再び頭の上を通して胸の前へ戻しましょう。肩周りが硬い方は無理せずできる範囲で行ってください。重要なのは「肘を曲げないこと」です。棒がない場合はバスタオルなどでも代用できます。

STEP 2 開脚スクワット 15回を3セット

足を腰幅よりも広めに開き、つま先を外に向けます。膝をつま先の方向に曲げていくと股関節が動き上体が上下します。この動作をゆっくりと15回繰り返します。この際、上体が前屈しないように注意してください。また、股関節の硬い方は膝が内側に入らないように意識しましょう。ポイントは股関節をしっかりと動かすことです。

STEP 3 スパイン・カール 10回を3セット

立ったままの前屈で太もも裏やふくらはぎのストレッチを行います。背中を丸めながら前屈することで、背骨周りの筋肉のストレッチにもなります。手を頭の後ろで組み肘を前に向けた状態から顎を引き、背中を丸めながらゆっくり前屈していきます。膝は曲げずに行けるところまで行けたらゆっくり元の姿勢に戻しましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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お腹周りの美化〜美ボディーをつくるトレーニング

 

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️お腹周りの美化🏃

日常的に運動していても、お腹周りがなかなか落ちないという方は多いのではないでしょうか。お腹周りは生活の中で意識して動かす機会が少ない部位ですが、やっぱり綺麗に腹筋を作りたいと思う方は多いはず。今回は、お腹周りを引き締める際に理解しておきたいポイントをいくつか紹介します。 

まずは、お腹周りの皮下脂肪について。皮下脂肪は、皮膚と腹筋の間に蓄積される脂肪で、主な原因は食べ過ぎや運動不足です。対策としては、アルコール、糖質、間食などを極力抑え、週3〜回、30〜60分のウォーキングを行いましょう。走るよりも脂肪燃焼効果が高く、ジョギングに比べてケガのリスクも低いため続けやすい運動です。また、糖質の摂取量と頻度が多いと脂肪燃焼が妨げられ、皮下脂肪が落ちにくくなるため注意が必要です。糖質制限は体に良くないという情報もありますが、ここでいう「制限」とは「一切食べない」という意味ではなく、現在の摂取量を適切に減らすことを指します。 

次に内臓脂肪について。内臓脂肪の全てが悪いわけではありませんが、食生活の乱れ、不眠、ストレスの蓄積によって増えやすくなり、見た目だけでなく内臓への負担にもつながります。食生活については皮下脂肪対策で挙げた内容で問題ありませんが、揚げ物を頻繁に食べている場合は週1程度に抑え、野菜の摂取量を増やしましょう。睡眠は最低でも7時間を確保することが大切です。睡眠不足は免疫力や新陳代謝、食べ物の選択能力の低下にも影響します。寝る時間と起きる時間を決めて習慣化するよう心がけましょう。ストレス対策には、温かいシャワーを長めに浴びたり、ストレッチを取り入れたりするのがおすすめです。ストレッチをする際は、呼吸をゆっくりと行い、可能であればお風呂に10〜15分浸かるのも効果的です。 

最後に、皮下脂肪と内臓脂肪の間にある腹筋について。腹筋は普段の生活ではあまり積極的に動かされない部位です。姿勢を正したり、歩いたり、物を持って運んだりする中で使われますが、筋トレを行うことでより効率良く刺激を与えることができます。筋肉への刺激と血行改善が促進されるため、お腹周りの脂肪燃焼も進みやすくなります。また、腹筋を鍛えることで腰痛の軽減にもつながります。毎日行う必要はなく、週に3、4回を目安に取り組みましょう。 

今回は腹筋を鍛えるエクササイズを3つ紹介します。ポイントはしっかり腹筋を動かすこと、そして回数を多めに行うことです。血行促進を意識して、しっかりこなしていきましょう。

 今月のトレーニング

STEP 1 タック&ツイスト 左右各20回を3セット

体幹エクササイズです。腕立て伏せの状態から右膝を左腕に、左膝を右腕に、交互に引き寄せます。腕立て伏せの姿勢が難しい場合はダイニングテーブルや壁などに手をついて行ってもOKです。

STEP 2 エア・レッグプレス30回を3セット

床に座り、手は体の横にバランスを補助するように床に置きます。この姿勢から上体と膝を伸ばします。腹筋の強さや柔軟性によって伸ばせる範囲が異なるため、無理に伸ばし切る必要はありません。体を伸ばしたら、上体と膝を近づけます。膝と上体が触れなくても問題ありません。最初はバランスを取るのが難しいかもしれませんが、ゆっくりと慣れていきましょう。

STEP 3 クロス・オーバー左右各20回を3セット

仰向けになり片膝を立てます。もう一方の脚を立てた膝に組み、腕は組んだ膝と逆側の手を頭の後ろに置きます(例:左脚を組んだ場合、右手が頭の後ろに)。この状態から右肘を左膝に向かって上体をひねりながら起こします。注意したいのは首や肘をひねるのではなく、腹筋で上体をひねること。肘が膝につかなくても大丈夫です。片方を20回行ったら、脚と手を入れ替えて反対側も行いましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

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肩こりを解消し、美首へ〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️肩こりを解消し、美首へ🏃

年齢や性別を問わず、肩こりに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。日本では肩こりを抱えている人が72.5パーセントにのぼるという調査結果もあり、かなりの人が肩こりに悩まされていることがわかります。原因としては、パソコンや携帯、ゲームなどで同じ姿勢を30分以上続けることが挙げられます。また、肉体疲労や眼精疲労、体の冷え、血行不良や運動不足、ストレスなども肩こりの要因となります。 

肩こりは、痛みと同時に、姿勢や首回りの見た目にも影響を及ぼします。背中にある僧帽筋そうぼうきんの上部、つまり首の付け根両横の筋肉が常に緊張した状態になると、血行が悪くなり、硬くなってしまいます。また、長期間にわたって肩こりが続くと、僧帽筋の下部が弱くなり、肩が上がったままの姿勢が定着してしまいます。 

マッサージやストレッチで肩甲骨周りの筋肉をほぐし、動かすことで肩こりを軽減することは可能です。さらに、僧帽筋の下部をエクササイズで鍛えることで、肩甲骨の位置を下げ、肩こりになりにくい姿勢に変えることができます。肩甲骨の位置が下がると、首や肩のラインがすっきりし、美容にも効果的です。何より、痛みが軽減されるのはうれしいですよね。 

今回は、僧帽筋の下部を刺激するエクササイズを紹介します。すでにトレーニングを定期的に行っている方は、ウォーミングアップとして取り入れることで、特に上半身のトレーニング効果が高まります。肩こりがひどい場合は、マッサージなどで血行を促しながら実践しましょう。エクササイズ自体は負荷が軽いため、毎日続けても問題ありません。

 今月のトレーニング

STEP 1 外旋  15〜20回を2セット

 

 

肩の後ろと僧帽筋の下部を刺激するエクササイズです。肩幅程度に腕を開き、体の横に構えます。手の平は上向きにし、肘は90度くらいに曲げます。体に密着させる必要はありません。背筋を伸ばし直立の姿勢で、腕を手を左右にに開きながら肩関節を外旋させます。動かす際に肩と肩甲骨がしっかり動いているか、また肩甲骨が上がっていないかを確認しましょう。慣れてきたらダンベルやバンドなどを使って負荷をかけるとより効果的です。

STEP 2 腕上げY 10〜15回を2、3セット

甲骨を引きながら腕を上げるエクササイズです。うつ伏せになり、腕を頭の横にまっすぐ伸ばして構えます。この時、腕を少し開き、「Y」の形になるようにします。この状態から肩甲骨をしっかり引いてから腕を上げましょう。

 

 

STEP 3 腕上げW 10〜15回を2、3セット

腕上げYと似たエクササイズですが肘の位置が変わります。うつ伏せになり、手を肩の位置あたりに引きます。この時、腕が「W」の形になるようにします。肘を引きつけ過ぎると肩甲骨が上がってしまうので、脇から少し離すよう意識します。この状態から肩甲骨を引き、腕を持ち上げます。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
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体脂肪を燃やすための4つの条件〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️体脂肪を燃やすための4つの条件🏃

新しい年が明けました。多くの人にとって新たな目標を立てるタイミングです。ダイエット、特に体脂肪を減らすことを目標を掲げる人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、「脂肪を燃やす」とはどういうことなのか、またどのような食材がその助けになるのかを紹介します。

① 体脂肪を燃やす仕組み: 体脂肪を減らすとは、脂肪をエネルギー、二酸化炭素、水に分解することを指します。体脂肪は「中性脂肪」とも呼ばれ、脂肪酸とグリセロールに分解されます。このプロセスを促すのがカフェインや緑茶エキス、運動です。これらは体脂肪の分解を促進し、脂肪酸を血液中に送り出す作用があります。

② 脂肪酸の移動: 血液中に放出された脂肪酸はエネルギー源として利用される必要があります。そうでなければ再び脂肪組織に戻ってしまい、脂肪燃焼が止まってしまいます。この脂肪酸の移動を助ける栄養素がナイアシン(ビタミンB群)です。ナイアシンは血行を良くし、脂肪酸を体中へと運びやすくします。脂肪酸はミトコンドリアへ運ばれエネルギーに変換されます。ミトコンドリアは細胞内にある細胞小器官の一つで「エネルギー工場」として知られています。

③ カルニチンの役割: 脂肪酸はカルニチンという成分と結合することで、ミトコンドリアに運ばれます。カルニチンはミトコンドリアの門を開く「鍵」のような役割を果たすと考えてください。

④ エネルギーへの変換: ミトコンドリアに運び込まれた脂肪酸は、コエンザイムQ10などの働きによりエネルギー、二酸化炭素、水に分解されます。この4つのステップが一つでも欠けると体脂肪はエネルギーに変換され、再び脂肪として蓄積されてしまいます。運動しても脂肪が減らないという人は、これらのステップがうまく機能していないか、脂肪の消費よりも蓄積が上回っている可能性があります。

脂肪燃焼を助ける栄養素は、次のような食材から効果的に摂取できます。
•カフェインや緑茶エキス:コーヒー、緑茶
•ナイアシン:魚介類、肉類、キノコ類
•カルニチン:肉類、魚介類、ホエイプロテイン
•コエンザイムQ10:青魚、牛肉、豚肉、ナッツ類

動物性食品に多く含まれるため、野菜中心の食生活を送る場合はサプリメントで補うことも検討しましょう。 

運動も脂肪分解を促進し、脂肪酸を血液中へ送り出す作用があります。日常生活の中で少し長めの距離を歩いたり、階段を利用するだけでも効果が期待できます。また、筋トレ取り入れることで、脂肪燃焼を促進しながら体を引き締め、ラインをより美しく整えることができます。今回は全身を満遍なく動かす3つのエクササイズを紹介します。

 今月のトレーニング

STEP 1 リバース・ランジ  左右10~ 15

直立姿勢から片足を後方に出し、同時に後ろ足の膝を床につけます。その後、足を元の位置に戻して再び直立姿勢になります。10〜15回行ったら30秒ごとに休憩を挟み、足を入れ替えます。足の力やバランスに自信がない方はテーブルなどで体を支えながら行ってください。

STEP 2 腕立て伏せ 10〜15回

上半身を鍛える定番エクササイズです。伏せの状態で手は胸よりも若干広めにつき、足を真っすぐにします。この状態から腕立てを行いましょう。上の部分ではしっかり腕を伸ばしましょう。負荷が強い場合は、ダイニングテーブルや壁などを使っても問題ありません。

STEP 3 タック&ツイスト 10~15

体幹エクササイズです。腕立て伏せの状態から右膝を左腕に、左膝を右腕に、交互に引き寄せます。腕立て伏せの姿勢が難しい場合はダイニングテーブルや壁などに手をついて行ってください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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トレーナー視点のセルライト対応策〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️トレーナー視点のセルライト対応策🏃

トレーナーとして多くの質問を受ける中、セルライトに関する相談も少なくありません。セルライトは男性にも発生しますが、脂肪蓄積が多い女性に多く見られ、主に臀でんぶ部、太もも周り、ウエスト周りなどに現れます。 

まず、皮下脂肪について確認しましょう。皮下脂肪とは「皮膚と筋肉の間に蓄積される脂肪」のことを指し、特に女性に多く蓄積される傾向があります。臀部や太もも、ウエスト周りに多く分布し、厚さは2〜3センチ程度になることもあります。この皮下脂肪層は、加齢とともに一つずつの脂肪繊維が集まり硬くなってしまいます。硬くなると伸縮性が衰え、動いた時に不規則な皮膚の動きになり凸凹のような状態ができます。これがセルライトです。セルライトは老廃物の蓄積や病気によるものではないため、放って置いても健康上の害はありません。 

残念ながら、セルライトをすぐに消す方法は今のところありませんが、皮下脂肪を減らすことで目立たなくすること、またセルライトの数を増やさないようにすることは可能です。解決の鍵は、体脂肪を減らすこと。ここでは、食事と運動に分けてアプローチを見ていきます。

❶ 食事の改善

間食を控える:間食は大抵、糖質、塩分、油、食品添加物など脂肪を蓄積しやすい物を多く含み、摂取カロリーも増えてしまいます。間食をしない習慣を3カ月ほど継続してみましょう。

炭水化物と脂質を分ける:日本人の食生活では炭水化物が多いため、脂質の摂取を控えつつ、たんぱく質はしっかり摂取するのがおすすめです。カロリーを抑えたい場合も、炭水化物か脂質を減らすだけで十分です。

❷ 運動のポイント 

お尻、太ももの裏、下腹部などセルライトが目立ちやすい部分を重点的に鍛える筋トレと、全身の血行を促すウォーキングが効果的です。ウォーキングは広めの歩幅で20分くらい。筋トレは筋肉を付けるというよりも筋肉を動かしその周りの血行を良くするという認識で行うと効率が良いので回数も多め(15回以上)で行いましょう。 

今回紹介するエクササイズはセルライトのできやすいお尻、太もも周り、下腹部の3種です。セットごとの回数が多いですが、週2〜3回を目安に慌てずにゆっくりと行ってください。

 今月のトレーニング

STEP 1 ヒップレイズ 15~20回 3セット

太もも裏、ハムストリング、お尻のエクササイズです。仰向けの体勢でつま先を天井に向け、膝が90度くらいになるように足をベンチやソファーにかかとを置きます。この姿勢のままかかとでベンチを押すイメージでお尻を持ち上げます。刺激は太もも裏、ハムストリング、とお尻に入ります。また、腸腰筋ちょうようきん大腿四頭筋だいたいしとうきんが硬い方は太もも前にも刺激を感じることがあります。腰痛のある方はお尻を上げる高さを調整し、痛みのない範囲で行いましょう。

STEP 2 シングルレッグリーチ15回ずつ3セット

 

お尻とハムストリングのエクササイズです。椅子の背やテーブルなどに右手をつき、左手でダンベルを持ち、右足でバランスを取ります。目的は筋肉への刺激なので何かに捕まった方がバランスを気にしないで済む分、効率が良くなります。背筋を伸ばし右足の横にダンベルを置くようなイメージで行いましょう。ゆっくり行うと効果は抜群です。右足が終わったらダンベルを右手、バランスを左足に入れ替えて行いましょう。ダンベルはペットボトルなどで代用できます。

STEP 3 リバースクランチ 20~30回 3セット

 

 

下腹部のエクササイズです。仰向けになり、足を天井に向けます。この状態から足を天井に押し付けるイメージでお尻を床から待ち上げます。手は体の横に置くと安定します。回数が多いので腰が硬い方は回数を減らしエクササイズに慣れることから始めましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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夏休み後のお腹対策〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️夏休み後のお腹対策🏃

夏休みの暴飲暴食で、お腹周りがまずいことになっているなんてことありませんか? 

夏休み明けの体をリセットするために、今回はお腹の脂肪対策について紹介します。まずは、腸内環境の調整から始めましょう。食べたものは翌日には排出されると思われがちですが、実際には口にしてから排出されるまでに2~5日間かかります。つまり、排便されたものは数日前の食べ物だということです。また、腸内には2~10キロの便をためておくことも可能です。胃腸の張りを感じる方は、早めの対処をおすすめします。糖質やアルコール、カフェインの摂取をできるだけ制限し、水分補給をしっかり行い腸内にたまっているものを排出しましょう。 

次に重要なのが、トレーニングをしすぎないことです。早く体脂肪を落としたいからといって、いきなり週5~6時間もトレーニングをする人がいますが、これでは逆にストレスを蓄積してしまい、お腹の脂肪が落ちにくくなります。毎日運動することも大切ですが、1日30分程度の筋トレやウォーキングの方が、ストレスをためずに効率よく脂肪を燃焼できます。運動の最初の15分で有酸素運動を行い、後半の15分で体の一部分の筋トレを行うことが理想です。運動以外でも、日常生活で活動的になることが重要です。例えば、買い物の際にカートではなくカゴを使う、車を少し遠くに止める、階段を使うといった習慣をつけるだけでも、無理なく消費カロリーを増やせます。 

もう一つ重要なのが、睡眠習慣の改善です。旅行をするとどうしても睡眠習慣が乱れがちですが、睡眠不足はお腹周りの脂肪だけでなく、全身の体脂肪を蓄積しやすくします。最低でも7時間は眠れるよう、睡眠スケジュールを見直しましょう。 

ここでは、お腹と腰回りの血行を良くするエクササイズを3つ紹介します。気になる下腹部や腰回り、そしてお腹全般を動かしましょう。また、血行を良くするといっても筋肉を動かすわけなので、週2回程度で行い、筋肉の休息も入れてください。

 今月のトレーニング

STEP 1 リバースクランチ  30回

下腹部を鍛えるエクササイズです。まず仰向けになり、足を浮かせ膝を90度くらいに曲げます。この状態から、膝を胸につけるイメージで体を丸めます。頭と肩は床につけたままにし、写真のように両腕を横に広げることでバランスが取りやすくなります。元の位置に戻す際には、膝をゆっくりと戻します。反動をつけると腰を痛めることがあるので、深呼吸のペースでゆっくりと行いましょう。最初のうちは一度に30回行うのが難しいかもしれませんので10回を3セットに分けるなど、回数を調整して無理なく続けてください。体が硬い方は、まず膝を前後に動かすところから始めると良いでしょう。

 

 

STEP 2 クロスタッチ  15回

 

 

腹筋の横を鍛えるエクササイズです。仰向けになり膝を曲げます。この状態から右手で左膝、左手で右膝を交互に触ります。顎を引き、肩甲骨を床から離すようにして行います。顎を引くことで頭の位置が固定され、腹筋を行う際に首に痛みがでにくくなります。反動をつけずに、深呼吸のペースでゆっくり行いましょう。エクササイズ1と同様に体を丸めるイメージで行うと、腹筋を効果的に動かせます。

STEP 3 クランチ  30回

腹筋の中央部を鍛えるエクササイズです。仰向けになり膝を曲げます。この状態から腕を胸の前で交差し、顎を引きます。この姿勢から肩甲骨を床から浮かせます。エクササイズ1、2と同様に、体を丸める動きを、深呼吸のペースに合わせて行いましょう。写真のように肩甲骨を少し浮かせるだけでもOKです。

 

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

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タンパク質と美ボディ〜美ボディをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️タンパク質と美ボディ🏃

筋肉を作るためにはタンパク質が重要であることは、さまざまなメディアでも公開されています。重要とは知りつつも、ちゃんと摂れていない人が多いのも事実。美容にとっても大事な栄養素なので、知識を深めて習慣的に摂取するよう心がけましょう。 

筋肉のみならず、皮膚、髪、爪、酵素、ホルモン、遺伝子などにも欠かせないタンパク質は9種の必須アミノ酸と11種の非必須アミノ酸で構成されていて、その組み合わせによってそれぞれ異なる役割を果たしています。例えば、糖質を摂ると分泌されるインスリンに必要なアミノ酸数は51個、筋繊維に関しては1000個以上とされています。必須アミノ酸は体内では生成できないため、食事やサプリからとる必要があります。非必須アミノ酸は体内で生成できますが、加齢と共に生成量が低下することがあります。 

タンパク質を含む食材には、肉、魚、卵、大豆などがあります。食材も重要ですが、胃腸での吸収力についても考えましょう。例えば、タンパク質のサプリとして人気のホエイプロテインは、水に溶けやすいため消化・吸収されやすく、筋肉のもととなる筋タンパク質の合成を高めます。また、同じ肉でも、ひき肉とステーキとでは消化速度が異なります。筋肉の回復には消化の早いひき肉が効果的です。一方、消化が遅いステーキは胃腸にとどまっている時間が長く、その間、消化に必要なカロリーを消費し続けることになるため、消費カロリーが高くなります。 

タンパク質の1日の摂取量は、体重1㎏に対して2gが理想です。体重50㎏の方は100g、70㎏の方は140gを目安に摂取しましょう。糖質はグリコーゲンや脂質として体内に蓄えられますが、タンパク質は蓄えておくことができません。脂質に変わることはありますが、それは無理なダイエットや飢餓状態で起こる体にとっての最終手段です。ただ、摂りすぎたタンパク質が体内に残り、消化不良や便秘などを起こすことがあります。摂取量を増やす際には少しずつ増やすようにしましょう。 

筋肉を作るためにタンパク質と同等に大事なのが筋トレです。筋トレを行うことで体がアミノ酸の使い道を判断します。つまり、筋トレの内容がアミノ酸の合成に反映されるのです。例えば、マラソン選手とアメフト選手は筋肉に与える刺激が違うためアミノ酸の合成も変わり異なった体型を形成しています。スタイルが気になる場合は週2~3回の筋トレと週3~5回の有酸素運動が理想です。 

今回のエクササイズのターゲットは肩です。以下の3つのエクササイズで、この夏、自信を持ってノースリーブを着れるように肩を鍛えましょう。

 今月のトレーニング

STEP 1 ショルダープレス 
8〜10回を3セット

肩の定番エクササイズです。立った状態でダンベルを手に取り、肩の位置に用意します。この際、肘は前に向いているようにしましょう。横にすると肩の関節に負担がかかるので、肩が硬い方は避けた方が良いでしょう。この状態から頭上にダンベルを持ち上げます。肘をしっかり伸ばすことで三頭筋にも刺激が入るので可能な限り伸ばし切りましょう。戻すときはゆっくりと肩にダンベルを載せる感じで行います。ダンベルがない場合はウォーターボトルなどで代用できます。

STEP 2 アップライト・ロウ
8〜10回を3セット

ダンベルを腰辺りから顎の下まで引き上げるエクササイズです。まずは、立った状態でダンベルを太ももの前に構えます。手の平側を太ももに向けた状態になります。この状態から、肘を持ち上げるイメージでダンベルを顎の下まで引き上げます。この際に姿勢が丸まらないように注意しましょう。顎まで引き上げたらゆっくり最初の位置に戻します。

STEP 3 サイドレイズ
10〜15回を3セット

肩の横のエクササイズです。立った状態でダンベルを体側で構えます。この状態から腕を横に開きます。肩の高さまで上げたらゆっくりと所定の位置に戻します。肘は伸ばし切らず若干曲げた状態で行いましょう。負荷を掛けると厳しいと感じられる場合は、素手でも大丈夫です。その際はできるだけゆっくりと行いましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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脂肪燃焼を最大限に生かす〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️脂肪燃焼を最大限に生かす🏃

夏に向けて、脂肪燃焼のためにダイエットやエクササイズを頑張っている方は多いのではないでしょうか。しかし、頑張っているのに結果につながらないという方も少なくないかもしれません。今回はその主な理由と対処法をお伝えします。

エクササイズで陥りがちなのが筋トレ慣れ。常に同じエクササイズを同じ重量と回数で行っている方をジムでよく見かけます。最初のうちは結果が出ていても、2、3週間続けると体が慣れてしまい、筋肉に十分な刺激が与えられず効果が得にくくなります。同じエクササイズでも、重量や回数を変えるだけで変化が期待できます。また、別のエクササイズに挑戦するというのも大事。今までスクワットをやっていたのならランジに、5パウンドのダンベルでエクササイズをしていたのなら8パウンドに、10回やっていたのなら15回に挑戦するなど、変化をつけることで、新たな刺激を与えられた筋肉が成長します。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、脂肪燃焼が促進されます。

食事においては、食べる頻度が多いとインスリンを分泌する頻度も増えます。インスリンが分泌されている間は、体脂肪が燃えにくくなります。インスリンの分泌の頻度を抑えるため、間食はせず、1日3食の習慣を身に付けましょう。また、胃腸の問題があると消化不良で体重自体が落ちにくくなります。食事と食事の間隔が6時間空くことにより、インスリンが分泌されない時間ができ、胃腸を落ち着かせる時間にもなります。ファスティングなど食事の回数を制限する方法はあるのですが、まずは間食抜きの3食から始めてみましょう。

最後に睡眠です。睡眠不足は世界で問題になっています。7時間以下の睡眠は脂肪燃焼を妨げるのみならず、認知症、免疫力低下、心肺機能の低下、ホルモンバランスの乱れなどにもつながります。部屋を暗くする、室温を摂氏18度(華氏65度)に下げる、アルコールやカフェインの摂取を控えるなどは、睡眠の質を高めるので試してみてください。

今回も前回と同様にサーキット形式で、できるだけ脂肪を燃焼するエクササイズを用意しました。前回とは内容が違うので、週の中で交互に行うことをおすすめします。目的は脂肪燃焼です。追い込むよりもある程度余裕をもって取り組みましょう。3つのエクササイズ間に30秒間、セット間に3分の休憩を入れて、呼吸の回復も意識しながら行ってください。

 今月のトレーニング

STEP 1 プッシュプレス 
10〜15回

足の力を使うエクササイズです。普通のショルダープレスよりも、カロリー消費が高く、肩の筋肉の疲労を抑えることができます。腰幅に足を開き、ダンベルを持ちます。この姿勢から腰を少し落とし、勢いよく元の姿勢に戻ると同時にダンベルを頭上に持ち上げ、次に持ち上げたダンベルをゆっくりと最初の位置に戻す、この動作を繰り返します。ダンベルはペットボトルなどで代用できます。

STEP 2 リバース・ランジ
10〜15回

直立姿勢から片足を後方に出します。後方に出すと同時に後ろ足の膝を床に付けます。膝が床に着いたら、足を元の位置に戻し直立姿勢に戻ります。10〜15回行ったら30秒ごとに休憩を挟み、足を入れ替えます。足の力やバランスに自信がない方はテーブルなどを使ってサポートしてください。

STEP 3 プランク・ショルダータップ
15回

腕立て伏せの状態から交互に肩をタップします。足は若干広げ体がぶれないようにサポートしましょう。この姿勢から右手で左肩、左手で右肩を交互にタップしていきます。腕立て伏せの姿勢が厳しい方はテーブルや壁などに手をついて負荷を軽減してください。回数が多いので、しっかり呼吸をしながら行いましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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夏休みまでの脂肪燃焼プラン〜美ボデ­­­­ィーをつくるトレーニング

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🏋️夏休みまでの脂肪燃焼プラン🏃

気候が暖かくなり、夏が近づいてきました。ダイエットは順調に進んでいますか?あとひと押しと言う人もいれば、時間がなくてできていないという人もいると思います。今日は夏休みまでに、より効率よく脂肪を燃焼していくエクササイズ・プランを紹介します。

脂肪燃焼のためのエクササイズで有名なのは有酸素運動、筋トレ、そしてサーキット・トレーニングです。サーキット・トレーニングは有酸素運動と筋トレの掛け合わせです。内容としてはエクササイズを3つ以上用意してそれぞれを10~15回行います。一つのエクササイズを終わらせたらすぐに次のエクササイズに移ります。最後のエクササイズが終わったら2~3分休憩して次のセットに進みます。3~5セット行うのが理想です。

サーキット・トレーニングは週2、3回、それ以外の日は有酸素運動を行うようにします。おすすめの有酸素運動はストレスを溜めないウォーキングです。30~45分を目安に行いましょう。

この2つのエクササイズの目的は体に効率よくエネルギーを使わせるという事です。サーキット・トレーニングは脂肪を使うのですが糖質も使います。糖質を使うエクササイズは疲労がたまりやすく頻繁にはできないので、オフの日に脂肪を使いやすいウォーキングを行います。ウォーキングはサーキット・トレーニングによる疲労の回復にも役立ちます。さらに、筋肉痛の回復も促進するのでおすすめです。

脂肪燃焼には食習慣の改善も必要です。インスリンの分泌を抑えるために、糖質を下げ、食べる頻度もコントロールしましょう。理想としては1日3食のみで間食を避けます。空腹が気になる方は一食に食べる量を少し増やし、野菜・肉・魚などを中心に食べるよう心掛けましょう。

サーキット・トレーニングに選ぶエクササイズは、可能な限り多くの筋肉を使うエクササイズが理想です。また、各エクササイズの回数が多いので負荷は軽めに行います。自重トレーニングのみでも問題ありません。今回紹介する3つのエクササイズはどれも、体全体を使います。どのエクササイズも慌てずゆっくりと行いましょう。ルールはエクササイズ1が終わったら20秒ほど休憩をしてエクササイズ2を行います。エクササイズ3が終わったら2、3分ほど休憩しましょう。休憩後、残り2、3セットを同じように行います。

 今月のトレーニング

STEP 1 スラスター 
10〜15回

スラスターはスクワットとショルダー・プレスの混合エクササイズです。ダンベルを肩の位置に持ちスクワットをします。スクワットから立ち上がると同時にダンベルを頭上へ持ち上げます。スクワットは可能な限り腰を落としましょう。ショルダー・プレスはしっかりと肘を伸ばします。ダンベルがない場合はウォーターボトルや缶詰などで代用できます。

 

 

STEP 2 腕立て伏せ
10〜15回

 

 

上半身の定番エクササイズです。うつ伏せの状態で手は胸よりも若干広めにつき、足を真っすぐにします。この状態から腕立てを行いましょう。上の部分ではしっかり腕を伸ばしましょう。腕立てがキツイという方は、ダイニングテーブルや壁などを使っても問題ありません。

STEP 3 タック&ツイスト
10〜15回

 

 

体幹エクササイズです。腕立て伏せの状態から右膝を左腕に、左膝を右腕に、交互に引き寄せます。腕立て伏せの姿勢が難しい場合はダイニングテーブルや壁などに手をついて行ってください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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柔軟性を高めれば良いこと尽くし〜美ボディーをつくるトレーニング

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🏋️柔軟性を高めれば良いこと尽くし🏃

筋トレが大ブームの中、あまり注目されていないのが柔軟性。実は、健康や美容のためにも、筋トレの効果を最大限に引き出すためにも重要です。柔軟性を高めると、どんなメリットがあるのでしょうか?

まず、可動範囲が広がります。正確には、もともとの可動域に戻す、ということ。普段の生活で座る時間が長く、パソコン、テレビ、スマートフォンを利用する機会が多いと、どうしても体を動かさなくなります。その結果、筋肉や靭帯の柔軟性が低下し、関節の可動範囲がだんだん狭まっていきます。筋力の低下や痛みにつながり、肩コリ、腰痛、膝痛などを引き起こす場合も。これからの季節、外で運動やハイキングを行うにも、柔軟性を高めておけば、けがの防止に役立ちます。

柔軟性が向上することで、血行の改善も期待できます。さらには、筋肉が付きにくい、太りやすいといった悩みまで解決するかもしれません。それは、柔軟性が低下して血行が悪くなると、食べた物からの栄養素、酵素、ホルモンなど、血中の運搬に影響が出るから。逆に柔軟性を高めて血行を良くすれば、筋トレや美容にもうれしい変化がありそうです。

では、柔軟性を高めるためにはどうしたらいいのでしょう。いろいろな方法がありますが、ヨガやピラティスなどは関節の可動、筋肉の伸縮の範囲を広げるのに有効です。ウォーキングもおすすめ。歩幅を大きくすることで股関節が動かせます。腕をしっかり振れば、肩や肩甲骨周辺を同時に動かすことも可能。ただ、この歩き方では、慣れていないとすぐに疲れてくるので、時折休みを挟むようにしましょう。目標は20分です。

右に紹介するのは、股関節と肩甲骨の柔軟性を高めるエクササイズ。ウォーキング後やシャワー後など、体の温まっている状態で、関節を動かしながら伸ばすのがポイントです。ゆっくりと呼吸しながら、できる範囲で行ってみてください。

 今月のトレーニング

STEP 1 スパイダー・ストレッチ 
10回後、30秒維持(左右)

両手を床につけ、前後に足を開きます。前の足のかかとは膝の下に、後ろの足はできるだけ膝を伸ばします。この状態でお尻を上下にゆっくり10回動かしましょう。最後、いちばん下の位置で30秒、同じ姿勢をキープします。この際、呼吸は止めないこと。足を左右入れ替えて再度行います。

STEP 2 コブラ
10回後、30秒維持

上体を真っすぐにした状態でうつ伏せになり、両手を胸の横辺りに置きます。次に、骨盤を浮かさないように上体を持ち上げていきます。これを10回繰り返し、腸腰筋、背中、腹筋を伸ばします。1回ごとに少しでも上体を起こせるようにしましょう。10回目は上体を起こした姿勢を30秒保ちます。呼吸を続けながら行ってください。

STEP 3 キャット・カウ
15回

四つんばいの姿勢から背骨を上下に動かします。背骨を上げた時に肩甲骨が外側に、背骨を下げた時に肩甲骨が内側に、しっかり動くように注意しましょう。最初は慣れなくても、練習していくうちに肩甲骨の可動範囲が広がります。骨の動きをよく確認しながら、15回行います。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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睡眠不足は美容の敵〜美ボディーをつくるトレーニング

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🏋️睡眠不足は美容の敵🏃

皆さんは十分な睡眠を取っていますか? 睡眠不足は世界的な大問題。2021年の経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、世界33カ国のうち最下位でした。6時間を下回る睡眠習慣は免疫力を低下させ、アルツハイマー型認知症、血糖値上昇、心肺機能低下などにつながるという研究データが出ています。学習能力も、睡眠8時間の人と全く取っていない人では40%もの差が開くようです。

睡眠不足は食習慣にも影響してきます。疲れた時は食欲が増すように感じますが、偶然ではありません。睡眠不足が続くとグレリンという空腹を告げるホルモンが多く分泌され、満腹を告げるレプチンというホルモンを抑制するため、食べたばかりでもお腹が空くことに。また、ダイエット中、エクササイズをしていても、睡眠が7時間取れないと脂肪燃焼の低下を招き、筋肉量が減少してしまいます。

では、なぜ睡眠は軽視されがちなのでしょう? その原因は睡眠自体にあります。睡眠中は全く無防備の状態。食事、仕事などの行動が一切できず、達成感を全く得られません。ほかにやりたいことがあれば、睡眠はつい後回しに。ただ、睡眠不足による代償は大きいようです。新型コロナのパンデミックで免疫力の重要性を理解した今、睡眠の改善は必須と言って良いでしょう。

概日リズムと呼ばれる睡眠のパターンを正常に戻すには、7、8時間の睡眠を習慣付けることです。同じ時間に寝て同じ時間に起きるのがコツ。室温が高いと眠りにつきにくいので、摂氏15~20度(華氏59~68度)に設定するのが理想です。室温を下げることで睡眠に最適な体温になります。寝苦しいと感じたら、温度設定の確認を。

糖質、カフェイン、アルコールなどの過剰摂取も概日リズムを狂わせます。運動も大切。仕事で疲れたはずなのに、ちゃんと睡眠が取れない。そんな経験はありませんか? 

1日30分でもエクササイズやウォーキングで体を動かすと、睡眠リズムを戻せますので、ぜひ運動の時間を確保しましょう。

以下のエクササイズは上半身のシェイプアップに有効。3セットずつ、順番にゆっくりと行い、筋肉に刺激を与えていきます。1セット目10回、2セット目8回、3セット目6回などと、回数を変更しても問題ありません。

 今月のトレーニング

STEP 1
腕立て伏せ 6~ 10回を3セット

上半身の定番エクササイズです。床にうつ伏せになり、手を胸の横に置いた状態から、腕の力で体を押し上げます。足を伸ばすのが難しい場合は膝を曲げて行い、テーブルやカウンターなどに手をついて負荷を軽減してもOK。押し上げは素早く、戻しは5秒くらいかけて。無理せず、できる範囲で繰り返しましょう。

STEP 2
アップライト・ロウ 6~10回を3セット

ダンベルを写真のように体の前で持ち、姿勢を正します。肘を曲げ、そのままダンベルを肩辺りまで持ち上げます。この際、肘はダンベルよりも高い位置に。そして、ゆっくりと元の位置に戻します。エクササイズ中は背中が丸まらないように注意。ダンベルは水を入れたペットボトルなどで代用できます。

STEP 3
ショルダープレス 6~ 10回を3セット

ダンベルを頭上に持ち上げる、シンプルな肩のエクササイズ。普通は肩の位置から始めるのですが、より刺激を与えるため、頭上に肘を伸ばした状態からスタートし、ゆっくりと肘を曲げてダンベルを下ろします。肘が肩よりも若干下がったら元の位置に戻してください。鏡を見ながらだとやりやすいでしょう。ダンベルはペットボトルなどで代用可。肩に違和感のある方はダンベルなしで始め、徐々に動かしていきましょう。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
www.masteringbodyinstitute.com


 参考文献


1. Silva ESME, Ono BHVS, Souza JC. Sleep and immunity in times of COVID-19. Rev Assoc Med Bras (1992). 2020 Sep 21;66Suppl 2(Suppl 2):143-147. doi: 10.1590/1806-9282.66.S2.143. PMID: 32965373. 

2. Twedt R, Bradley M, Deiseroth D, Althouse A, Facco F. Sleep Duration and Blood Glucose Control in Women With Gestational Diabetes Mellitus. Obstet Gynecol. 2015 Aug;126(2):326-331. doi: 10.1097/AOG.0000000000000959. PMID: 26241422; PMCID: PMC4526115. 

3. Narang I, Manlhiot C, Davies-Shaw J, Gibson D, Chahal N, Stearne K, Fisher A, Dobbin S, McCrindle BW. Sleep disturbance and cardiovascular risk in adolescents. CMAJ. 2012 Nov 20;184(17):E913-20. doi: 10.1503/cmaj.111589. Epub 2012 Oct 1. PMID: 23027917; PMCID: PMC3503924. 

4. Obradovich N, Migliorini R, Mednick SC, Fowler JH. Nighttime temperature and human sleep loss in a changing climate. Sci Adv. 2017 May 26;3(5):e1601555. doi: 10.1126/sciadv.1601555. PMID: 28560320; PMCID: PMC5446217.

アスリートのお尻の鍛え方〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️アスリートのお尻の鍛え方🏃

さあ2024年、エクササイズは始めていますか? 「今年こそは美ボディーを」と、新年の誓いを立てた方も多いのではないでしょうか。今回はダイエッターの美ボディーではなく、趣向を変えて、アスリートの体作りを紹介します。

アスリートは競技中の動作をサポートするために体作りをします。「魅せる筋肉」ではなく「使える筋肉」に仕上げるわけですが、その結果、見栄えも良い筋肉に整っていきます。

特筆したいのはお尻です。走る、跳ぶ、方向転換というアスリートの技術に、お尻の筋力は欠かせません。使う頻度が高いため、形も良くなります。一般の方でも、アスリートのようなお尻の筋肉があれば、見た目がきれいなのはもちろん、歩く、階段を上るという動作が楽にでき、さらには、膝や腰の痛みも軽減されていきます。

では、なぜ一般の人はお尻の筋肉が育ちにくいのでしょう。それは、股関節屈筋群の大腿四頭筋や腸腰筋などが硬いから。股関節屈筋は太ももと腰の角度が狭まった状態、つまり座っていると収縮するため、座る時間が長いと、お尻の筋肉を使いません。歩幅は短くなり、ますますお尻の筋肉が使えない状態に。腰痛を引き起こし、背筋を伸ばして歩くのさえ困難になるケースも見られます。

アスリートの場合、トレーニング中に股関節屈筋を伸ばす動作を多く行います。これは同時に、お尻の筋肉を使えるようにする目的もあります。一般の人も、股関節屈筋を伸ばし、お尻の筋肉を使えるようにすれば、歩行、階段の上り下りほか、立っている時もお尻の筋肉が成長していきます。

右の3つは、ポイントを理解すれば、どこでも誰にでもできるお尻のエクササイズです。股関節屈筋を伸ばし、お尻の筋肉を刺激していきましょう。腰や太ももの前辺りに張りが感じられたらOK。お尻の筋肉に刺激が感じられない場合は、指で突いて、筋肉がちゃんと硬くなっているか確認を。別のお尻のエクササイズを行う際は、その前に試してみてください。

 今月のトレーニング

STEP 1
スプリット・ホールド 左右30秒を3セット

足を前後に開き、腰を落とした状態を保ちます。注意点は後ろ足。後ろ足の膝がお尻よりも後ろにあること、後ろ足のつま先が真っすぐ正面を向いていることを確認してください。背筋をしっかり伸ばすと呼吸しやすくなります。30秒経ったら軽く休憩を挟み、足を入れ替えて。バランスに自信のない方は、壁やテーブルなどの近くで行いましょう。

STEP 2
スプリット・ベンチホールド 左右30秒を3セット

1と同じ姿勢で行いますが、前足を踏み台の上など高めの位置に置き、負荷を増やします。

1と同じく、後ろ足の膝はお尻よりも後ろに、つま先は真っすぐ正面に向けて。呼吸確保のため、背筋を伸ばしましょう。椅子や階段を活用するなら、立ったときのスネの高さにあるのが理想。30秒ごとに休憩を挟み、足を入れ替えます。バランスの要素も入るので、壁またはテーブルなどの近くで行うと安心です。

STEP 3
スプリット・ベンチホールド・プレス 左右8回を3セット

踏み台を用意し、2と同じ姿勢でショルダープレスを行います。ダンベルを持つのは後ろ足と同じ側の手です。バランスを保ちながらゆっくりとダンベルを上下させていきます。頭上では肘を伸ばしましょう。後ろ足のお尻を意識するとバランスが取りやすくなります。8回終えたら手足を左右入れ替え、再び取り組みましょう。1回につき5秒はかけるように心がけてください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
www.masteringbodyinstitute.com

 

年末年始で行うダイエット〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️年末年始で行うダイエット🏃

2023年も残すところあとわずか、パーティー・シーズンの到来です。飲食の機会が増えると、体重や体脂肪が気になりますよね。こういう時期こそダイエットを意識し、日々の食生活を健康的なものに変えていきたいものです。

具体的には、糖質を抑え、自然食材を中心にタンパク質と食物繊維を多めに摂取するのが理想。揚げ物や間食はなるべく避け、飲酒も控えます。パーティー当日も、開始時刻までは普段通りの食習慣を続けてください。例えば、午後6時から始まる場合、朝食と昼食はちゃんと食べておくことで、パーティーでの食べ過ぎを防ぐことができます。

パーティーの翌日は朝食を抜いても大丈夫。「昨日は食べ過ぎたな」と思ったら、無理にお腹に入れる必要はありません。食事を抜くことで消化器官の回復につながります。また、胃腸が弱っている可能性が高いので、水分補給を心がけると共に、食べる際はできるだけ消化の良いものを選びましょう。おかゆ、雑炊、うどん、そばなどが考えられますが、炭水化物が増えてしまうので、脂質の摂取を極力減らしてください。

運動は、ウォーキングなどの有酸素運動と筋トレをそれぞれ週3日行うのがおすすめ。ウォーキングは1回20~30分を目安に、普段よりも大股で歩くようにしましょう。早歩きでなくて構いません。特にパーティー翌日は、多少つらくても20分ほどウォーキングをすると、二日酔いや胃もたれなどの症状を軽減できます。水分補給を忘れずに。

筋トレは3~5種のエクササイズを各15回または30秒ずつ、1分以内の休憩を挟んで3、4セット行います。休憩時間を短くすることで心拍数も上がり、より効率良くカロリーを消費できるでしょう。きつくなってきたら休憩時間を長くして。体全体をカバーするエクササイズなら、より多くの筋肉を動かせます。

下のエクササイズ3種を、パーティー・シーズンに週3回、休憩を1、2分取って3、4セット行いましょう。エクササイズ後にウォーキングをしても問題ありません。

 今月のトレーニング

STEP 1
スラスター 15回または30秒

スクワットとショルダープレスを組み合わせたエクササイズです。ダンベルを肩の位置に持ちながらかがんでいき、立ち上がる時にダンベルごと腕を頭上に持ち上げます。ダンベルはペットボトルなどで代用可。肩の弱い方は何も持たずに行ってみてください。

STEP 2
マウンテン・クライマー 15回または30秒

プランクともも上げを組み合わせたエクササイズ。腕立て伏せの状態から膝を左右交互に胸の下まで持っていきましょう。お尻が上がらないように注意。椅子、ダイニング・テーブル、壁などに手をつくと負荷を軽減できます。

STEP 3
ちょこっとバーピー 15回または30秒

バーピーというエクササイズを簡単にしたものです。まず、腕立て伏せの状態から足を手の位置まで持っていき、立ち上がりましょう。そこから、いったん両手を床に置いてから足を最初の位置に戻します。難しい場合は、椅子やテーブルなどに手をついてもOK。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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腸活でダイエット効果が倍増!〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️腸活でダイエット効果が倍増!🏃

そろそろ年の瀬、新年の抱負としてダイエットを考える方もいることでしょう。低糖質や低脂肪の食生活に入る前に考慮すべき点があります。それは、消化器官や腸内環境が正常に働いているかどうか。ここが整っていないと、消化不良や栄養失調に陥り、結果も出せません。

腸内は免疫細胞と腸内細菌に守られた体の防衛システム。正常だと、胃で消化した食べ物の栄養素を吸収し、病原菌などが体内に吸収されないよう働きます。しかし正常でない場合には、栄養素を吸収せず、逆に病原菌などが吸収されてしまい、体の防衛システムがうまく機能しなくなります。栄養失調で体力が低下して風邪をひきやすくなったり、今までなかったアレルギーが出たりと体調不良まっしぐら。さらには体脂肪、特に内臓脂肪の蓄積にもつながります。腸内環境悪化の要因としては、糖質、加工食品、アルコールなどの過剰摂取、喫煙が挙げられます。ダイエットの前に、これらを避ける生活に改善する必要があります。

糖質制限については否定的な意見も聞かれるものの、ダイエットにはやはり有効。栄養学において、炭水化物には糖質と食物繊維が含まれますが、現代社会では糖質の過剰摂取が目立ち、一方で、同じ炭水化物でも食物繊維が足りていないため、便秘や消化不良に悩む方が増えています。食物繊維は腸内環境を整え、腸内細菌に必要な食料を供給します。ダイエット中は糖質を極力控え、1日30~40グラムを目安に食物繊維を取り入れましょう。

または、低脂肪ダイエットから始めるのもおすすめ。炭水化物の少ない野菜や海藻類を中心に、食物繊維の摂取量を増やせます。果物も心配せずに摂取できますよ。注意点としては、腸内環境の良くない方の場合、最初の数日間は下痢っぽくなりがちということ。これは、消化し切れず体にたまった老廃物を外に出すという意味で重要です。その際は、普段以上に水分とミネラルをしっかり補給してください。

今回はお腹周りの動作を含めたエクササイズ3つをご紹介。週2、3回行ってみましょう。

 今月のトレーニング 

腕立て伏せの状態からスタート

STEP 1
プランク・ニータック 左右15回を3セット 

腕立て伏せの状態から右膝を右腕近くへ持っていきます。背中が多少丸まっても問題なし。右足を元の位置に戻したら、左足も同様に行い、交互に15回繰り返しましょう。床ではなく、テーブルやキッチン・カウンター、壁などに手をつくと負荷を軽減できます。

STEP 2
プランク・タックツイスト 左右15回を3セット

手首への負担を減らすため、手の位置は肩幅よりも若干広めに。腕立ての姿勢で上体を床に3秒かけて下ろしていきます。上体を完全に床につけたら、1秒で押し上げます。膝を床につけたり、テーブル、カウンター、壁などを活用したりすると負荷の軽減に。肘は真横でなく若干足に向け、脇を軽く締めてください。腕の力だけでなく腹筋も使いたいので、腰が下がらないように注意。

STEP 3
プランク・トータッチ 左右15回を3セット

腕立て伏せの状態から右手で左の足先をタッチします。この際にお尻が上がるのは問題ないのですが、膝を曲げないように注意。届かなければ膝をタッチして。右手を元の位置に戻し、左手に替えて交互に15回行います。テーブル、キッチン・カウンター、壁などに手をついてもOK。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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筋トレ=ムキムキにあらず〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️筋トレ=ムキムキにあらず🏃

筋トレの習慣は健康面において極めて重要です。週3回、1回につき45分行うことで、筋力増強、筋肥大、免疫力や代謝の向上、認知症予防などの効果があるとされます。筋肉量が少ないと、さまざまな健康問題に直面しやすくなることもわかっています。

筋トレと言っても、ボディービルダーのような肉体を作るのが目的ではありません。筋肉は刺激を受けると分解され、食事や睡眠により再生し、大きくなります。ただし、筋肉が刺激に慣れれば、それ以上大きくはなりません。

筋肥大には、重量や回数を増やし、刺激の度合いを上げていくことが必要で、綿密な食事プランも大切。筋トレ初心者は、経験者よりも筋肉の刺激に対する体の反応が良いため、筋肉が付きやすいのは事実ですが、ちょっと筋トレをしたくらいでムキムキになるわけではないのでご安心を。

初心者の方が筋肉を付けるためにまず試して欲しいのは、ごく簡単なエクササイズ。いきなり重量を決め、10回を3セットなどと設定せずとも、腕立て、スクワット、腹筋など、自分がすぐにできそうなエクササイズを選んでやってみるだけでOKです。複雑なエクササイズを気乗りしないまま続けるより、効果も出やすいはず。1日にたくさんこなすのではなく、2、3日に分けて少しずつで十分。最初から完璧にできるわけではないと心得て。焦りは禁物です。

筋肉にとって、食事も大切。睡眠の質を低下させる間食、飲酒を極力減らし、自然食材を中心に1日3食を取りましょう。睡眠不足に陥ると筋肉の回復が遅れるため、筋トレをした日は特に飲酒を避けること。睡眠時間は最低でも7時間は確保してください。10~20分くらいの昼寝もおすすめです。

右に紹介する基本のエクササイズ3種は、すでになじみがあるという方も多いかもしれません。今回は、ただ回数をこなすのではなく、いかに動作をコントロールできるかがポイント。1セットにつき最低6回は頑張りましょう。

 今月のトレーニング 

STEP 1
左右ランジ 6〜10回を3、4セット

直立姿勢から前後に足を開き、上体は真っすぐに。後ろ足の膝をゆっくり3秒かけて床に下ろし、1秒で元の位置に戻します。これを6~10回繰り返し、足を入れ替えて同様に行ってください。バランスを取るのが難しい場合は、手すりやテーブルなどに手を置いても大丈夫。後ろ足の膝は床につかなくて構いません。

STEP 2
リリース腕立て 6〜10回を3、4セット

手首への負担を減らすため、手の位置は肩幅よりも若干広めに。腕立ての姿勢で上体を床に3秒かけて下ろしていきます。上体を完全に床につけたら、1秒で押し上げます。膝を床につけたり、テーブル、カウンター、壁などを活用したりすると負荷の軽減に。肘は真横でなく若干足に向け、脇を軽く締めてください。腕の力だけでなく腹筋も使いたいので、腰が下がらないように注意。

STEP 3
下ろしクランチ 6〜10回を3、4セット

床の上で体育座りになり、背中を丸め、3秒かけて上体を後ろに倒していきます。上体が床につく前に、1秒で元の位置に戻ります。腹筋の力、腰の柔軟性によって、上体を倒せる度合いが違ってくるので、できる範囲から始めましょう。最初のうちは膝をつかんだまま行い、慣れてきたら手を放してみてください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

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タンパク質はバランスよく取り込むべし〜美ボデ­­­­ィーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️タンパク質はバランスよく取り込むべし🏃

筋トレブームの中で注目されるタンパク質ですが、タンパク質なら何でも良いというわけではありません。また、質と量のバランスも大事。筋肉を付ける、体脂肪を減らす過程で必要なタンパク質について、基本知識をおさらいしましょう。

タンパク質は9種の必須アミノ酸と11種の非必須アミノ酸で成り立っています。必須アミノ酸は体内で作れず、食べ物から摂取しないといけません。非必須アミノ酸は体内で作ることができますが、加齢と共に作れる量が減ってくるようです。つまり、その両方を食事から取り入れるのが理想。トレーニング、ダイエット、スポーツなどを行う場合は、ホルモンの分泌、筋肉の分解と再構築を考えると、標準以上の摂取が望まれます。

食材に含まれる必須アミノ酸量を確認することも重要。その指標として、「アミノ酸スコア」が広く用いられています。食材ごとに必須アミノ酸量に応じて点数が算出され、1日の摂取量を満たしていると100のスコアが付きます。

例えば卵は100ですから、必須アミノ酸の全9種が1日の摂取量を満たすことがわかります。一方、精白米は65なので、全種そろっていない、もしくは量が足りないということになります。もし単体ではバランスが整わなくても、組み合わせることで必須アミノ酸を満遍なく摂取できます。そう考えると、おかずをたくさん作る日本的な食事では、アレンジしやすいとも言えるでしょう。

1日に摂取するタンパク質量の目安は、体重1キロに対して2グラムです。体重40キロでは80グラム、70キロでは140グラムと計算できます。タンパク質はダイエットを行う際、カロリーを抑えるために減らされる傾向にあり、また女性やビーガンの方は不足しがち。食事で間に合わない場合は、プロテインパウダーを活用して補うことも検討しましょう。タンパク質は筋肉の生成以外にも、ホルモン、皮膚、骨、遺伝子など、ほとんどの体内機能に必須。質が偏っている、量が足りていないという方は見直してみることをおすすめします。

以下に紹介するエクササイズは、背中がターゲット。面積が広く、筋肉の種類も多い背中のエクササイズはバリエーションも豊富です。一つのエクササイズを手の向きを変えて3種類行い、背中の筋肉全体を刺激していきましょう。

 今月のトレーニング 

STEP 1
オーバーハンド・ロウ 15回を3セット

腰幅に足を開き、上体を真っすぐにして前屈姿勢で行います。ダンベルを持ち、肩甲骨の上部をくっつけるイメージで胸まで引き上げましょう。手は拳が前に向くオーバーハンドに。ゆっくりと繰り返し、1分ほど休憩を挟んで3セット続けてください。ダンベルはペットボトルなどで代用できます。

STEP 2
リバースハンド・ロウ 15回を3セット

基本姿勢は1と同じ。違いは手が逆向きになることと、肩甲骨を引くときに下部をくっつけるようにすることです。ダンベルは胸でなくウエストに当たるように意識して引き上げましょう。1分ほど休憩を挟んで3セットをゆっくり行ってください。こちらも、ダンベルはペットボトルなどで代用できます。

STEP 3
パラレルハンド・ロウ 15回を3セット

基本姿勢は1、2と同様。ただし、拳が外向きになります。肩甲骨は真ん中の部分を意識して引きましょう。肩甲骨で背骨を挟むイメージです。ダンベルは胸よりも若干ウエスト寄りに引き上げるようにしてください。ゆっくりと、1分ほど休憩を挟んで3セット行います。ダンベルは同じく、ペットボトルなどで代用できます。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

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参考文献

日本食品分析センター 
食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 
https://www.jfrl.or.jp/storage/file/news_no46.pdf 

膝下のむくみを解消〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️膝下のむくみを解消🏃

膝下のむくみが気になる方は少なくないと思います。座り作業、立ち作業、ハイヒールや革靴を履く機会が日常的にあると血行が悪くなり、ふくらはぎや足首周りがむくみがち。また、足の疲労がたまっている方もいることでしょう。今回は、膝下のむくみを改善する方法を紹介します。

なぜ、膝下がむくみやすいのでしょうか。主な原因として、動きに偏りが出ると、足と足首周りの筋肉が硬くなり、血行やリンパの流れが滞ることが挙げられます。血行が悪いと栄養、脂肪分解ホルモンが足首周りの皮膚や筋肉まで行き届かず、むくみ、肌荒れ、足の疲労や痛みにつながります。偏平足、足底腱膜炎なども、こういった理由から起こります。糖質過多の食事が続くと、さらにむくみが目立つ結果に。

対応策としては、マッサージ、鍼、靴のインソールによるアーチのサポートが考えられます。ただ、一時的な回復や痛みの軽減はあっても、根本的な部分を改善しないことにはぶり返す恐れも。むくみ予防に関しても、ダイエットにおける3大要素、食事の改善、水分補給、そしてエクササイズが欠かせません。

まず食事ですが、糖質や食品添加物が多く含まれる食品は、血液循環に悪影響を及ぼしやすいもの。極力、自然食材を取り入れるようにしましょう。水分補給は、血液の流れを促進させます。水分が不足すればその分、栄養や脂肪を分解するのに必要な酵素を運搬しづらくなります。ネット記事など、水分の取り過ぎは良くないとの説も見られますが、一般人であれば飲み過ぎることはないと考えます。1日2、3リットルは飲んでおきましょう。

エクササイズには、筋肉を強化するだけでなく、部位を動かして血行を良くする目的もあります。日本では筋トレが流行するにつれ、筋肉を付ける以外のエクササイズが軽視されているようにも見えます。特に足のエクササイズは誰が気付いてくれるわけでもないのですが、人間が生活するには非常に大切な部位。右のエクササイズで足首周りを鍛え、血液の循環を良くしてむくみを取り、足を健康に保ちましょう。道具なしで、自宅でも旅先でもできるエクササイズです。週1、2回くらいを目安に実践してみてください。

 今月のトレーニング 

STEP 1
膝曲げカーフレイズ 15回を1セット

膝を曲げて行うカーフレイズは主にヒラメ筋やアキレス腱を刺激し、ふくらはぎから足首にかけて太く見えるのを防ぐ効果も。まずは壁に両手をついて立った姿勢から膝を曲げます。この際に腰が膝の上にあるように保ちましょう。そして、つま先立ちの状態で上体を上げ下げします。かかとを下げた時、写真のようにかかとが床につかなくても問題ありません。

STEP 2
つま先上げ 25回を1セット

すねの横の前脛骨筋という筋肉のエクササイズです。お尻を壁につけ、膝を伸ばしたままの姿勢でつま先をできるだけ高く上げます。やっているうちに膝が曲がる傾向があるので、真っすぐ保つよう心がけるのがポイント。回数が多く感じるかもしれませんが、1回ずつしっかりとつま先を上げていきましょう。

STEP 3
つま先グーパー 左右15回を1セット

長椅子、ソファー、ベッドなどに寝そべって足を伸ばし、足の指でグーパーを繰り返します。つま先の筋肉は足の裏からふくらはぎ付近にかけて延びているのですが、足の指をグーパーすることで、これらの筋肉全体を刺激できます。足がつりやすい方は力を入れ過ぎず、軽めに。慣れてきたら、グーで握りこぶしを作るくらい閉じるのが理想です。そして、パーでできる限り開くようにしましょう。片足ずつ行います。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

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休日もダイエット習慣を継続!〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️休日もダイエット習慣を継続!🏃

「ダイエットは平日しか行わない」という方は多いのではないでしょうか。その結果、平日の間は体重が落ち着いていても週末に戻ってしまう、なんてことも。それではもったいないし、いつまで経っても理想的な体作りができません。また、休みだからとダラダラしていると代謝が下がり、血液の循環も悪くなって逆に体重が増え、だるさも感じるように。休み明けにダイエットを再開しようにも、やる気が失せてしまいます。それでは、どのように休日を過ごしたら良いのでしょうか。注意点としては以下の4つが挙げられます。

(1)タンパク質の摂取:週末や休日では食事のタイミングが平日と異なるかもしれません。それでも、タンパク質をしっかり取り入れて。タンパク質が不足すると筋肉の回復が遅くなり、代謝の低下にもつながります。理想のタンパク質量は体重1キロに対して2グラム、体重50キロの場合では100グラムです。プロテインパウダーなども活用できます。

(2)水分補給:休みにお酒、カフェイン飲料などの量が増えると、その結果、水分補給がおろそかになってしまうことも。水を飲む習慣を付け、胃、肝臓をサポートすることで、休み明けに体が楽に感じられるでしょう。また、お酒の合い間に水分補給を挟むと舌がリセットされ、お酒をおいしく飲めるメリットが。1日2、3リットルを目安に、休日も水分補給を忘れずに。

(3)睡眠:休みだと思うとつい夜ふかししてしまいますが、睡眠習慣は平日と同じように保つこと。平日は睡眠不足という方は特に、週末こそちゃんと寝るようにしましょう。残念ながら寝だめはできないものの、睡眠を少しでも補うことで体や脳が回復し、代謝や免疫力も向上。睡眠は最低でも7時間は欲しいところです。

(4)体を動かす:休み中もなまけることなく、ウォーキングやストレッチで血行を良くしておくと代謝が促され、筋肉が硬くなるのを防ぎます。ウォーキングとストレッチ、合わせて60分程度でOK。ウォーキングは会話できるくらいの早歩きのペースで行いましょう。ダイエットは一度やって終わりというものではなく、毎日習慣化してこそ結果が出ます。時々のチートデーは、頻繁でなければ問題ありません。今回紹介するストレッチ系エクササイズは2分ずつ行うだけで大殿筋、腸腰筋をほぐせるので、腰痛防止のためにもぜひやってみましょう。

 今月のトレーニング 

STEP 1
お尻ストレッチ 左右30秒を2セット

まず椅子に座り、左を上にして足を組み、背筋を伸ばした状態から腰を折り、前かがみになります。へそを左すねに持っていくイメージです。お尻、股関節辺りが伸びているのを感じたら正解。この状態を30秒キープします。体が硬い人は膝の高さの椅子から始め、だんだん低くしていきましょう。右も同じように行います。呼吸はゆっくりと、止めないように気を付けてください。

STEP 2
コブラストレッチ 60秒を2セット

腰の部分から股関節まで、腸腰筋のストレッチをしていきます。うつ伏せの状態から肘を曲げ、上体を支えながら胸を上げます。この際、腰が浮かないように注意。背骨の両側に張りを感じられるよう調整しましょう。左右で張りが違っても構いません。写真左の姿勢に慣れたら、同右のように腕を伸ばした状態にしてレベルアップを。ただし、無理は禁物です。

STEP 3
ワイパー 15回を2セット

股関節の可動域を広げるエクササイズです。お尻を伸ばし、腸腰筋を軽く動かしていきます。まず両膝を立てた状態で床に座り、膝を左右交互にゆっくりと倒しましょう。腰を反らさないようにして、少しずつ可動範囲を広げていきます。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
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シェイプアップの2大ポイントとは?〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️シェイプアップの2大ポイントとは?🏃

夏本番に向けシェイプアップしたいけれど、何から始めれば良いかわからないと悩む人もいるかと思います。今回はシェイプアップに欠かせないポイント2つ、「脂肪燃焼」と「筋肉への刺激」について紹介します。

脂肪燃焼に関しては、食習慣の改善で脂肪をためないこともそうですし、脂肪を使うことも極めて重要。方法はいろいろありますが、まずは20~30分のウォーキングを週4、5日から始めるのが良いでしょう。器具などを使わないためどこででも実践でき、ペースをコントロールしやすいのが利点。会話に支障がないくらいの、普段より速歩きのペースが理想です。きつく感じる場合はペースを落とし、呼吸を回復させましょう。ペースが速過ぎるとカロリー消費量は増えても、脂肪より糖質を主なエネルギーとして使うため、脂肪燃焼量は少なくなってしまいます。また、糖質をエネルギー源とする場合、肉体の疲労度も高く、長続きしません。どれだけカロリーを消費しているかよりも、何をエネルギーにしているのかを意識しましょう。

そして、筋肉への刺激には筋トレを。ただし、負荷は軽量にとどめます。筋力を付けるのではなくシェイプアップを目的とする場合、負荷が軽量なら正しい姿勢で筋肉を効率的に刺激できるうえ、けがもしにくくなります。回数は多めに設定するのがコツ。筋肉にたくさん刺激を与えることで血液の循環が促され、筋肉の張りも出ます。どこの筋肉にフォーカスするかにもよるのですが、1セット15回以上が目安です。エクササイズしたい筋肉をしっかり刺激できているか、確認しながら続けていきましょう。筋肉痛になりやすいので、週2日くらいから始めてみてください。

ウォーキング、筋トレの順で行うと、体力のあるうちに脂肪を燃焼できるので、より効果的。ウォーキングは筋トレ前のウォーミングアップとしても活用できます。右に紹介するエクササイズを、ウォーキング後に試してみましょう。ダンベルは水の入ったボトルなどで代用できますが、8パウンド以下にしてください。筋トレには回復日も必要。週2日から始めて、最大でも週4日で十分です。

 今月のトレーニング 

STEP 1
ショルダープレス 15回を3セット

ダンベルを頭上に持ち上げるシンプルなエクササイズ。普通は肩の位置から始めるのですが、肩に刺激を与えるために頭上で両肘を伸ばした状態からスタート。ゆっくりと両肘を下ろし、肘が肩よりも若干下がったら元の位置に戻します。最初のうちは鏡でフォームを見ながら行うとやりやすいでしょう。肩に違和感のある方はダンベルなしでも構いません。

STEP 2
サイドレイズ 15回を3セット

肩の丸みを付けるのに有効なエクササイズです。ダンベルを持ち、直立姿勢から両腕を肩の高さまで持ち上げます。手よりも肘を肩の位置に合わせるように注意してください。肩が疲れてくると腕が上がりにくくなりますが、無理せず上げられる高さまででOK。軽量のダンベルでも肘が上がらない場合は負荷なしで行えます。

STEP 3
リアレイズ 15回を3セット

肩の後ろのエクササイズ。見えない部分こそしっかりと形を整えておきたいものです。まず、前屈姿勢から両腕を横に開きます。肘を肩の高さまで持ち上げるように意識しましょう。腕を上げ過ぎると肩甲骨が動き、背筋のエクササイズになってしまいます。鏡でフォームをよく確認してください。腰に違和感のある方は座りながら行うことも可能。こちらも負荷なしで問題ありません。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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夏に向けて美脚づくり〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️夏に向けて美脚づくり🏃

夏のアクティビティーを最大限に楽しむためにも、今のうちから脚を動かしておきたいもの。日常的に座る時間が長いと、脚の血行が悪くなり、脂肪の蓄積、むくみにつながります。まずは毎日20~30分ほどのウォーキングと、水分補給の習慣付けをしましょう。

ウォーキングで心がけたいのは、ただ歩くのではなく、姿勢を正し、歩幅を広げ、腰で歩くこと。歩幅を大きくすると股関節の可動範囲が広がり、太もも周りのぜい肉が落ちやすくなります。また、日々の座り作業で固くなった関節も動かせます。上体の姿勢を正して歩き、体幹を使えるようにするのもポイント。座る時間が長いと腰周辺が丸まってしまうので、姿勢を伸ばす習慣は必須です。普通に歩くより筋肉を使う分、カロリーを多く消費でき、心肺機能の向上もかないます。

そして、血液の循環に欠かせないのが、水分補給です。水分補給が足りていないと、血行不良、むくみを招き、普段の心拍数や血圧にも悪影響。カフェインやアルコールを摂取する方は、より多くの水分補給が必要です。ただし、水だけでは、血中の塩分濃度が低下し、トイレに行く回数が増えるだけで、腎臓にもよくありません。ミネラルを含んだ飲料水、もしくはミネラルのサプリを溶かした水を飲むことで、水分が吸収されやすくなります。個人的には、普通の水に加え、約500ミリリットルの水にスプーン1杯のミネラルの粉末サプリを混ぜたものを1日1杯飲んでいます。

ウォーキング、水分補給の習慣化で脚の血行が改善され、むくみも取れていきます。加えて、週2回ほど脚の筋トレを行うと、より効果的です。脚と言っても、お尻、太もも、ふくらはぎの3カ所に分かれますので、エクササイズもそれぞれを刺激できるものを取り入れましょう。シェイプアップをメインとする場合、回数も通常より多めに設定します。ひとつのエクササイズで、できるだけ多くの筋肉を刺激できるとベストです。

以下に紹介するエクササイズも、多くの筋肉を刺激します。回数が多いのですが、焦らずゆっくり行うことで、筋肉や関節の可動範囲を広げられます。疲労回復に時間がかかるため、週1回で十分です。

 今月のトレーニング 

STEP 1
かかと上げスクワット 15回を3セット

かかとを上げた状態で行うスクワット。かかとを上げることで、より深くスクワットができ、太ももとお尻への刺激が増します。写真のようにストレッチボードを使ってもOK。バランスの取りにくい方は、テーブル、壁、手すりなどでサポートするようにしてください。膝に違和感のある方は、無理のない範囲で行いましょう。

STEP 2
ステップアップ 左右10回を4セット

踏み台を使い、片足で体を持ち上げていきます。可能な限りゆっくり降りましょう。もう一方の足は、10回終わるまで台の上から動かしません。上体は直立姿勢を保ちます。踏み台の代わりに椅子、階段などでも行えます。必ず、ぐらつかないものを使ってください。写真では膝の高さの椅子ですが、すねの高さから始めても構いません。左右、同じように繰り返します。

STEP 3
ヒップレイズ 20回を3セット

お尻のエクササイズです。写真のように、まず椅子やソファーの座面に背中をつけ、腰幅より若干広めに足を開きます。この状態からお尻を上下に動かします。できるだけお尻を下げてから上げるのがコツ。慣れてきたらお尻を上げたところで2秒止めると、エクササイズ効果がアップします。腰痛のある方もできる範囲で行うと、筋肉がほぐれて腰痛改善が期待できます。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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睡眠不足が体に与える深刻な影響とは〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️睡眠不足が体に与える深刻な影響とは🏃

睡眠に関するさまざまな説がSNSで飛び交っています。睡眠は3時間でもいい? 8時間がベスト? 睡眠が体にどう影響を与えるのかを改めて考えてみましょう。

男性は5、6時間の睡眠で男性ホルモンのテストステロン値が低下し、実年齢より「10歳老化」に相当。女性も30%の確率で生理不順になるとされています。シカゴ大学の研究によれば、2週間ほど4時間睡眠を続けたところ、血糖が通常値(100mg/dL未満)から糖尿病の一歩手前(125mg/dL)まで上昇したとのこと。これはダイエッターにも大問題! 高血糖により細胞がインスリン抵抗性の状態に陥り、運動をしても疲労が回復せず逆に蓄積され、けがにつながりやすくなります。また、ホルモンバランスが崩れてむくみも取れず、ダイエットをしても結果が出にくいでしょう。7時間以下の睡眠では、運動をするモチベーションも低下すると言われます。疲労の蓄積が30%早まることがわかっており、例えば60分のエクササイズを行う場合、40分くらいで動けなくなる計算です。

食事にしても、睡眠不足だと甘さや塩気、脂っこさを無意識で求めるため、カロリー高めの食べ物を選びがち。これは、睡眠不足がストレスホルモンであるコルチゾールを増大させ、エネルギーを蓄えやすい食べ物を欲するようになるからです。さらに満腹中枢を刺激するホルモンのレプチンの分泌が減少し、食欲を促すホルモンのグレリンの分泌が増えるため、食べても食べても満足できず、空腹を感じるばかりという悪循環 。これでは、減量も筋肉を付けることも難しくなりますね。

体がきちんと機能するためには、最低7時間の睡眠が必須。睡眠時間の短い、いわゆる「ショートスリーパー」に成功者が多いと注目されていますが、短い睡眠で知られるロナルド・レーガン元米大統領やマーガレット・サッチャー元英首相は、アルツハイマー型認知症を発症しています。睡眠不足はアルツハイマー発症との関連性が指摘されており、全身の健康においては睡眠時間の短さがメリットになるとは限りません。まずは以下を試し、睡眠習慣を修正してみましょう。3日程度で睡眠サイクルが正常に戻るはずです。

•決まった時間に就寝、起床する
•LEDなどのブルーライトを寝る2時間前に消す
•寝る2時間前までに食事を済ませる
•室温を65°F(18°C)に設定
寝る前に以下に紹介するエクササイズも取り入れ、股関節、肩甲骨、首を動かし、1日のストレスで凝り固まっている体を和らげてください。リラックスできるよう、ゆっくり呼吸しながら行いましょう。

 今月のトレーニング 

STEP 1
ヒップ・サークル 外回り、内回りを左右15回 

座る時間が長いと股関節が硬くなり、腰痛や寝つきにも影響します。股関節をほぐすエクササイズを実践しましょう。まず四つんばいになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます。この姿勢から、左膝で大きく外回りに15回、内回りに15回、ゆっくりと円を描いていきます。右膝も同じように行います。難しければ回数を減らしたり、円を小さくしたりすることで負担を軽減できます。膝の下にクッションを敷いてもOK!

STEP 2
キャット・カウ 15回

背骨と肩甲骨を動かすエクササイズで す。1と同様に四つんばいになった状態から、背中を丸めるようにして上に突き出します。この際、肩甲骨はできるだけ背骨から離すようにします。次に背骨を反らせながら、肩甲骨は背骨に近づけるように引き締めます。この動作を15回繰り返しましょう。最初は思うように動けないかもしれませんが、続けていくうちに可動範囲が広がってきます。

STEP 3
ネック・ストレッチ 左右30秒を2セット

首周りの筋肉が硬いと、寝違えたり寝返りしづらかったりと眠りの妨げになることがあります。ゆっくりと呼吸しながら首をストレッチしていきましょう。まず背筋を伸ばして椅子に座ります。右手で椅子の座面をつかみ、肩が動かないようにして、左手で頭を左肩に引く感じで軽く引っ張ります。そっと押さえる程度でも構いません。この状態で30秒キープしましょう。逆側も同じように行い、2セット繰り返してください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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参考

  1. Leproult, R., & Van Cauter, E. (2011, June 1). Effect of 1 week of sleep restriction on testosterone levels in young healthy men. JAMA. Retrieved March 6, 2023, from https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4445839/  

  2. E;, S. K. L. R. V. C. (n.d.). Impact of sleep debt on metabolic and endocrine function. Lancet (London, England). Retrieved March 6, 2023, from https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10543671/  

  3. BJ;, M. (n.d.). Effect of sleep deprivation on tolerance of prolonged exercise. European journal of applied physiology and occupational physiology. Retrieved March 6, 2023, from https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7199438/  

  4. Van Cauter E;Holmback U;Knutson K;Leproult R;Miller A;Nedeltcheva A;Pannain S;Penev P;Tasali E;Spiegel K; (n.d.). Impact of sleep and sleep loss on neuroendocrine and metabolic function. Hormone research. Retrieved March 6, 2023, from https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17308390/  

  5. Ooms S;Overeem S;Besse K;Rikkert MO;Verbeek M;Claassen JA; (n.d.). Effect of 1 night of total sleep deprivation on cerebrospinal fluid β-amyloid 42 in healthy middle-aged men: A randomized clinical trial. JAMA neurology. Retrieved March 7, 2023, from https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24887018/ 

お腹周りを絞りたいならストレスは大敵〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️お腹周りを絞りたいならストレスは大敵🏃

ダイエットや運動をしていて、腕や脚はそれなりにシェイプアップできても、お腹周りに変化がないという方は多いかと思います。お腹周りの脂肪、特に内臓脂肪は、高血圧、糖尿病、心臓疾患などにつながるメタボリック症候群に関連があるとされています。

内臓脂肪の蓄積は、ストレスホルモンであるコルチゾールが主な原因と言われます。コルチゾールが増えると、食事や睡眠などにも影響します。ストレスがたまると甘いものや油ものを体が欲するようになりますが、このような食事を続けてしまうと、お腹周りの脂肪のみならず、インスリン抵抗性や酸化ストレスの上昇を招きます。睡眠に関しても、ストレスがたまり過ぎると中枢神経が過敏に働き、寝付きが悪くなっていきます。睡眠の質が落ち、睡眠時間が7時間を切るようだと、内臓脂肪の蓄積が進んでしまいます。

そこで有効なのが、コルチゾールの蓄積を制限する習慣作りです。ストレスを完全になくすことは難しいのですが、カフェイン、喫煙、アルコールなどの刺激物を控え、適度な運動を行い、食生活を改善することで、ストレスを軽減できます。喫煙やアルコールは肺、血管、肝臓、脳などに負担をかけます。カフェインの場合、摂取するメリットはあるものの、睡眠への影響が完全になくなるまでに12時間もかかり、飲むタイミングには注意が必要。例えば、昼の12時にカフェインを取ると、体内から消えるのは夜中の12時ということになります。なかなか寝付けずにストレスを感じ、それが慢性化するとコルチゾールも蓄積する一方です。

食事に関しては、自分の体が消化しやすい自然食材を中心に食べることが重要。消化しづらかったり加工食品が多かったりすると、消化器官にストレスを与え、お腹周りだけでなく体全体がむくんだ状態に。個々によりますが、例えば筆者の場合、魚を食べるようにすると疲労回復が早く、お腹周りもスッキリします。

実は、お腹周りの脂肪を落とすために運動量を増やすことは逆効果。そのためにストレスや疲労が蓄積しては元も子もありません。強度を下げる代わりに頻度を上げることがポイント。負担にならない範囲で20~30分程度の運動を週4~6日行いましょう。運動し終わったあとで「ちょっと物足りない」と感じるくらいが目安です。以下で紹介する腹筋の厚みを出すエクササイズも、ぜひ加えてみましょう。少しずつお腹周りの見栄えが良くなってきます。週2回をめどに続けてみてください。

 今月のトレーニング 

STEP 1
ボール・クランチ 20回を2、3セット

ボールを使うと腹筋を伸ばしてから縮めることができ、腹筋の厚みを付けられます。ボールが転がらないように、ソファーなどで安定させて行いましょう。ボールがなくてもバスタオル、枕、クッションなどを丸めて代用できます。まず、ボールの上に仰向けになり、腰をボールで支えている状態から、上体を腹筋中心に丸めていきます。腕は胸の前に組んでも、頭の後ろをサポートしても、どちらでも問題ありません。

STEP 2
ボール・クロス・クランチ 左右各20回を2、3セット

同じくボールの上に仰向けになり、腰をボールで支えている状態から、左手を伸ばします。さらに上体を持ち上げ、左手で右膝をタッチします。20回終わったら、逆側も行いましょう。難しい場合は、無理に膝を触る必要はありません。

STEP 3
足上げ 20回を2、3セット

下腹部のエクササイズです。仰向けになり、両足をそろえて直角に持ち上げます。さらに上げた足をゆっくりと45度くらいまで下ろし、最初の位置に足を戻します。この際、腰が浮かないようにしてください。腰に痛みのある方は、枕やクッションをお尻の下に敷いて、腰をサポートしましょう。45度は目安なので、できる範囲で行って構いません。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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参考

  1. Drapeau V, Therrien F, Richard D, Tremblay A. Is visceral obesity a physiological adaptation to stress? Panminerva Med. 2003 Sep;45(3):189-95. PMID: 14618117. 

  2. Aschbacher K, Kornfeld S, Picard M, et al. Chronic stress increases vulnerability to diet-related abdominal fat, oxidative stress, and metabolic risk. Psychoneuroendocrinology. 2014;46:14-22. doi:10.1016/j.psyneuen.2014.04.003 
  3. Han KS, Kim L, Shim I. Stress and sleep disorder. Exp Neurobiol. 2012 Dec;21(4):141-50. doi: 10.5607/en.2012.21.4.141. Epub 2012 Dec 26. PMID: 23319874; PMCID: PMC3538178. 

  4. Sweatt SK, Gower BA, Chieh AY, Liu Y, Li L. Sleep quality is differentially related to adiposity in adults. Psychoneuroendocrinology. 2018;98:46-51. doi:10.1016/j.psyneuen.2018.07.024 

 

ダイエットはローカーボで? ローファットで?〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️ダイエットはローカーボで? ローファットで?🏃

脂肪を落とすための食習慣として、主に炭水化物を制限する「ローカーボ」と脂質を制限する「ローファット」の2種類が挙げられます。体が優先して使うエネルギー源は、炭水化物と脂質で、それらが足りない場合のみ、タンパク質を分解してエネルギーとします。ダイエット中も代謝に必要なタンパク質は欠かせません。自分の体重1キロに対して2グラム、体重が40キロなら80グラム、60キロなら120グラムの摂取が望まれます。そこで、制限するなら炭水化物か脂質となるわけですが、どちらがダイエットに効果的なのでしょうか。

例えば、普段から動物性タンパク質を多く摂取している場合、どうしても脂質が増えるので、炭水化物を制限するほうが調整しやすいでしょう。逆に、大豆や野菜といった植物由来のタンパク質が中心の食生活の場合、脂質を制限するほうが対応しやすいかもしれません。つまり、現在の食習慣を踏まえて選ぶのが得策。具体的には、炭水化物を制限するなら摂取カロリーの6割を脂質、3割をタンパク質、1割を炭水化物にすると良く、脂質を制限するなら逆に、6割を炭水化物とし、3割をタンパク質、1割を脂質にします。

【摂取カロリーを1,500 kcalに設定した場合の目安】
ローファット:炭水化物225g(900 kcal)、タンパク質112g(450 kcal)、脂質17g(150 kcal)ローカーボ:脂質100g(900 kcal)、タンパク質同量、炭水化物38g(150 kcal)

ただし、ダイエットを続けるとやがて停滞期を迎えるのが常。人間の体は適応能力に優れるため、新たな食習慣に慣れてしまうのです。ここで、摂取カロリーをさらに落とすのは大きな間違い。栄養失調や代謝の低下につながり、脂肪燃焼効率が悪くなります。実は1、2日の「チートデー」を入れるのが賢いやり方。好きなものを食べて1、2日を過ごし、またダイエットに戻ることで、気分転換しつつ停滞状態を回避できます。特にローカーボの場合、体の負担を考えると長期継続はおすすめできません。4~6週間周期で短期のチートデーを設けるのがベストです。

今回は、体全体を刺激できるエクササイズをご紹介。有酸素運動が入るため、体力に応じて休憩を30~60秒取って次に進みましょう。3つ終えたら1~3分の休憩を挟み、計2~4周行います。

 今月のトレーニング 

STEP 1
ランジ 左右各10回

直立姿勢から足を前後に開き、ゆっくり後ろ足の膝を下ろしていきます。この際、上体が前に倒れないように注意。バランスが取りづらい方は、テーブルや壁などに手をついてサポートしましょう。後ろ足の膝を床につける必要はありません。10回終わったら、足を入れ替えて左右行いましょう。

STEP 2
腕立て伏せ 10回

上半身の定番エクササイズ。両手の位置は肩幅より広めに、両脚はそろえて伸ばします。膝は床につけても問題ありません。上体を真っすぐに保ち、腕の力を使ってできるだけ胸を床に近付け、体幹の力も活用して元の体勢に押し上げましょう。肩や手首に違和感のある方は、床より高い位置に手をつくと負荷を軽減できます。

STEP 3
ベント・オーバーロウ 15回

背筋のエクササイズです。直立姿勢から軽く膝を曲げ、お尻を後ろに突き出し、腕は下ろした状態で始めます。肩甲骨を引き付けながら腕で重りを引き上げ、ゆっくりと元の位置に戻しましょう。ダンベルがない場合は、水の入ったボトルなどを代用できます。腕の力だけで行わないように、しっかりと肩甲骨を引いてから腕で引くのがコツ。背中を丸めないこともポイントなので、姿勢に注意してください。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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減量成功は習慣作りから〜美ボディーをつくるトレーニング

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🏋️減量成功は習慣作りから🏃

2023年を迎え、新年の抱負としてダイエットや健康について考える人もいるのではないでしょうか。それはアメリカ人も同じようです。しかし、肥満人口や薬依存者は毎年増える一方。つまり、せっかく目標を立てても諦めてしまう人がほとんど。ゴールを達成できない理由は何でしょう。それは、目標設定に問題があるのかもしれません。

目標をしっかり定めて行動していない人のなんと多いことか。「体重が落ちたらいいな」と思っているだけでは、それはただの願望です。実際に体重を落とす習慣を身に付ける心構えがないために、結果となって表れません。ゴール達成には、当たり前ですが、目標に沿って行動に移すことが大前提。自分がどれだけ本気で時間と労力を費やしたいのか。その覚悟がなければ、目標を設定する意味がないのです。

では、どのように目標設定をすれば良いのか? 例えば、体重を10キロ落としたい場合、今の生活習慣のままで達成するのは難しいでしょう。間食をしない、腹八分目までゆっくり食べる、お酒を控える、毎日1万歩歩く、階段を使うなど、体重を落とすための生活習慣に変えていく必要があります。何を変えて良いかわからない場合は、主治医、トレーナー、栄養士などに相談してみてください。

目標を設定し、達成のために必要な習慣がわかったら、あとは実行あるのみ。少しずつ改善しながら、習慣作りに取り組みます。3カ月を目安に続けていきましょう。また、新たな習慣がどういう結果につながっているのかを定期的に確認し、軌道修正を行います。目標にもよりますが、ダイエットの場合、体重や体脂肪、ヒップとウエストのサイズの変化を記録するなどして比較し、判断します。

目標設定は、単に「体重を落とす」と決めるだけでは十分とは言えず、その実現のための習慣作りが伴ってこそ。この過程を理解して初めて成立するのです。今年、ダイエットをしたいなら、ダイエットに必要な習慣をどうやって生活に取り入れ、実行していくかを考えてみましょう。

今回はお尻のエクササイズを紹介します。お尻の筋肉は見た目だけでなく、腰をサポートするうえでも重要。腰が反らないように気を付けながら行っていきましょう。

 今月のトレーニング 

STEP 1
バックキック 左右15回を3セット

両手と両膝の4点でバランスを取りながら片足を伸ばし、伸び切ったら元の位置に戻します。腰が反らないように腹筋で固定しましょう。頭を上げず、視線は床に。足を伸ばすことに集中し、お尻の筋肉のみを使うようにしてください。慣れてきたら足を上げても腰が反らなくなります。反対の足も同様に。膝に痛みが出る場合はクッションやタオルなどで膝下をサポートしましょう。

STEP 2
ヒップブリッジ 15回を3セット

膝を90度に曲げて仰向けになった状態からお尻を持ち上げ、ゆっくり下ろしていきます。この際、1と同様に腰を反らさないよう、しっかりと腹筋で骨盤を安定させましょう。特にお尻を持ち上げる時は腰が反りやすいので要注意。

STEP 3
クラムシェル 左右15回を3セット

横になり膝を90度に曲げ、両脚をそろえます。この状態から上側の足の膝を開きます。腰が反らないように体を若干丸め、腹筋を使いやすくするのがポイント。腰が反れるとどうしてもお尻の筋肉が上手に使えないので、姿勢をチェックしながらゆっくり行ってください。終わったら向きを変え、反対の足を上側にして同じ動作を繰り返します。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

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シェイプアップしにくい3つの部位〜美ボディーをつくるトレーニング

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美ボディーをつくるトレーニング

🏋️シェイプアップしにくい3つの部位🏃

ホリデー・シーズンに入り、暴飲暴食に気を付けたい時期ですが、家にいる時間が長くなる今こそ、目が届きにくい場所をシェイプアップするチャンス。部位によってシェイプアップしやすかったり、そうでなかったりするのは、生活やエクササイズの習慣によるところが大きいため、いつものやり方を少し変えるだけで理想体型に近付きます。今回は、お腹周り以外でシェイプアップの難しい、二の腕、内もも、そして足首周りの3カ所について、そのコツをお伝えします。

そもそも、シェイプアップしにくい部位があるのはなぜでしょうか。ひとつには、普段なかなか筋肉が使われないことが考えられます。つまり、動きが少ない、もしくは全くない部位ということです。そうした部位は血行が悪くなりがちで、脂肪を燃焼しづらく蓄積しやすいうえに、筋肉の発達が期待できません。特に1日の中で座っている時間が長いほど、その傾向は顕著です。

実は日頃の歩き方をちょっと工夫するだけでも、それらの部位の筋肉を動かすことは可能です。ポイントは、歩幅を広げ、腕をしっかり振ること。そうすると、二の腕、内もも、足首周りに動きが出て、血行も徐々に良くなります。また、エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使うと、内股、足首を使えるので、さらに効果的です。

筋トレでも同じことが言えます。たとえば、腕立て伏せやスクワットを行う場合、手の位置、足幅を変えて、さまざまな部位の筋肉に刺激を与えるようにします。もちろん、重量を取り入れた筋トレなどでは力の入りやすい姿勢を取るべきですが、シェイプアップを目的とする場合は違ったパターンでも行い、日常で使われにくい筋肉を刺激しましょう。たとえば、スクワットは足幅を広げて行うと内転筋を刺激できます。また、腕立て伏せでは脇を開く角度を変えると、胸や腕の筋肉に対して違った刺激を与えられます。

以下に紹介するエクササイズも、ぜひフォームに気を付けて行ってみてください。血行を改善するためには回数をこなす必要があるので、フォームと同時に回数も重視した内容になっています。

 今月のトレーニング 

STEP 1
プリエ・スクワット  25回を2セット

     

プリエ・スクワットとは、脚を開きながら行うスクワットのこと。足は肩幅より広めに開き、つま先は外に向けて立ちます。バランスが取りにくい場合は壁やテーブルなどに手をついてサポートします。その姿勢から、両膝をつま先と同じ方向にそれぞれ曲げていきます。通常のスクワットと違い、腰を落とすのではなく、膝を開いていくというイメージで行ってみてください。

STEP 2
90度腕立て伏せ 25回を2セット

通常の腕立て伏せより肘を外に向けることで、さらに二の腕に負荷をかけられます。手幅は若干広めに取り、肘を外に押し出すようにして床に手を置きます。腕立ての状態から胸を床につけていきますが、肘の曲げ伸ばしだけでも効果はあります。難しい場合は、膝をついたり、テーブルなどに手を置いたりすると負荷を軽減できます。

STEP 3
膝曲げカーフ 25回を2セット

通常のカーフレイズは、ふくらはぎのエクササイズとして膝を伸ばしながら行うのですが、膝を曲げることでヒラメ筋を刺激できます。ヒラメ筋が太いと、どうしてもふくらはぎが大きく見え、足首周りもむくんだ感じになってしまいます。まずは壁やテーブルに手をついて、膝がつま先より前に来るように膝を曲げましょう。この状態から足首のみで上下運動を行います。膝の曲げ伸ばしはありません。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

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