居酒屋かなめの丼メニューの中に、定番に混じって面白そうな丼があるのを発見。その名も「MEGADonburi for BIG EATERS(大食漢のためのメガ丼)」(ランチ13.50、ディナー$15)。何がメガなんだろうと興味津々で、お腹を空かせて同店を訪ねた。オーナー、トッド・クニユキさんの「頑張って完食してくださいね」という言葉とともに運ばれてきたのは、顔がすっぽりと収まってしまいそうな大きな器。その上にのっているのは、でっかいトンカツと、立派なエビの天ぷら2 尾。下にはなんと、器いっぱいに牛丼が敷きつめられているではないか。まさにメガ級の組み合わせ!トンカツは、分厚くスライスされた豚肉がきめの細かいパン粉をまとってサクサクに揚げられている。エビの天ぷらも、衣を見ただけでいかにもサクッと軽い食感が伝わってくる。牛丼には厚めの牛肉が使用されていて、食べ応え十二分! 甘めの割下で調味されたタマゴでとじてあり、優しい味わいだ。タマゴにはタマネギの他に青ネギが加わり、彩り良く味のアクセントにもなっている。フライには別添のウスターソースと天つゆが用意されており、それぞれディップして食べるのだそうだ。考案者で名付け親であるトッドさんによると、メガ丼は同店の丼メニューの中でも高い人気を誇っており、若者が注文するケースが多いそう。完食する人の中には女性もいるというから驚きだ。
「アイラブワサビ(I Love Wasabi)」は昨年の6月にオープンしたばかりの日本食レストランだ。オーナーで寿司職人のジョン・グエンさんは、I Love SushiやMikado で20 年以上修業を積み、Nijo でヘッドシェフを務めた経歴を持つ。そんなジョンさんこだわりのチキン照り焼き丼(Chicken Teriyaki Don ランチ$9、ディナー $12)がこの日のお目当て。
当日クラスへ行くと、クラスメイトはスペイン人、フランス人、インド人、中国人などグローバルな雰囲気。しかし、授業は、なんとアルファベットや「Hello! How are you?」などの簡単なあいさつの練習から始まりました。隣に座ったロシア人のおばあさんからは答えを教えろとつつかれたり、中国人夫婦には英単語の意味を漢字で書いて説明したり……。でも、自分よりはるかに年上の方たちが基礎から必死に英語を学んでいるのには強く感銘を受けました。
多国籍なクラスメイトとの交流は刺激的ですが、やはり日本人にはビギナークラスは少し物足りないかもしれません。クラス終了後、先生に相談してみると翌日の「Tutoring for Adults」をすすめられ、翌日も参加。こちらの生徒は学生が多く、ボランティアの人がマンツーマンで指導してくれました。自分がやりたい内容をなんでもやっていいよ、と柔軟な対応で、TOEFLの対策をしながら合間に英会話でスピーキングの練習をしたり、充実した時間を過ごすことができました。移民が多いアメリカならではの、充実した無料英語学習システムに感動。図書館にはカフェも併設されていて、のんびり過ごせるのでお気に入りのスポットの一つになりそうです。
1907 年に設立された県人会です。地元に根付いた県人会として、熊本県、熊本者もん(熊本出身者)、日系移民の歴史や伝統、文化をシアトルに広めていく活動をしています。未来の世代が日本人、日系人の歴史を学べる場所を用意することも使命だと考えています。創設当初から、日本人、日系人コミュニティーとのつながりを大切にし、日系人会(Japanese Community Service)や他県人会との交流関係を持っています。熊本県知事や、在シアトル日本国総領事との対談なども行っています。
毎年、新年会、夏のピクニック、バス旅行の3つのイベントを開いています。昨年のバス旅行では、郊外の日系のサクマ・ブラザーズ農場の見学に行きました。今年の8月にはセント・へレンズ山へのバス旅行を計画しています。当県出身者のみならず、熊本に興味がある人や、日本・日系文化とのつながりを持ちたいと思っている人ならどなたでも入会を歓迎しています。会員の年齢層は様々で、年上の会員が若い世代の会員にリーダーシップスキルを教えるといった教育的な機会も多くあります。
県人会の中で最も歴史が古く、約114年前に日本からの移民の生活相談に乗り援助の手を差し伸べようという思いで設立されました。第二次世界大戦中はやむなく活動が止まってしまいましたが、1947年4月13日に再開しました。故郷への思いを分かち合える仲間との出会いがあり、自分のルーツに興味を持つ3 世や4 世も在籍しています。広島県と密接なつながりを持ち、相互援助的な関係を保つことも、活動の柱となっています。昨年8 月、広島市で発生した集中豪雨による大規模な土砂災害時に、当県人会は数千ドルの義援金を送り復興回復を祈願しました。1964 年から親が本県人会会員である高校生を対象にして大学進学奨学金制度を実施しており、昨年12 月には今年の奨学金受賞者2 人を選定しました。
新年会は、会員が年に一度、一同に会し、在シアトル日本国総領事館、日系人会、他の県人会からの代表者をゲストに迎え、当会の会員と親睦を深めていただく大切な機会でもあります。今年は、新年会の最後に出席者全員で広島市の土砂災害の犠牲者の家族や友人を励ます意味で『花は咲く』を合唱しました。8 月にはピクニックとゴルフ競技会、9 月にはシアトル市内か近郊での日帰り観光を予定しています。
広島県には世界で初めて原爆が投下され、多くの尊い命が奪われました。この未曾有の物的破壊と人的犠牲にあっていることから、多くの広島県人が、アメリカ国民に原爆の恐ろしさと被爆者の悲惨さを知らせ、放射線による健康影響について正しい情報を提供したいと思っています。また、ワシントン大学とパシフィック・リム疾患予防センターと協力して、2009 年に「教育セミナー:1945 年8 月に広島と長崎に投下された原爆の健康影響(Educational Seminar on Health Effects of Atomic Bombs Dropped in Hiroshima and Nagasaki in August 1945)」を催しました。今年は広島と長崎に原爆が投下されて70周年になるので、8月6日前後に世界の平和と安全を祈って特別セミナーの企画を考えています。
以前スノーシュースポットとしてオリンピック国立公園のハリケーンリッジ(Hurricane Ridge)を紹介したことがありましたが、今月はハイキングスポットとして再登場です。というのも今年は例外的に雪が少ないことから、ハリケーンリッジに行くのは今が絶好のチャンス。冬の装備無しでリッジの最末端であるハリケーンヒル(Hurricane Hill) まで行けるので、この機会をぜひお見逃しなく。 ハリケーンリッジはポートアンジェルス(Port Angeles)から東へ約17 マイル。オリンピック国立公園内にあります。標高5,242 フィートの駐車場には、ギフトショップを完備したビジターセンターがあり、展望台からは氷河を抱いたオリンピック山脈が手軽に一望できることから、夏は一大観光地と化します。そのため7 月、8月はアウトドア経験度が損なわれてしまいます。今年は夏を待たずに国立公園を存分に楽しみましょう。ユネスコ世界遺産指定地域の絶景が待っています。 ビジターセンター付近から、舗装された道路を歩き始めます。夏にならないと車は入れないので、今はまさに「ハイカー天国」。子どもが自由に走り回れる道路がハリケーンヒルに向けて延々と続きます。ピクニックテーブルやトイレ設備が整っており、初心者でも安心してファミリーハイクが楽しめます。 目的地のハリケーンヒルまでは片道3 マイル、標高差800フィート。トレイルは多少幅が狭くなるもののほぼ全行程舗装されているので、登りでストローラーを押す体力のある人は、赤ちゃん連れも可能かも。左手は名峰オリンパス山と秘境ベイリー連峰、右手はピュージット湾上の雲海の果てに、レニア山やベーカー山が見渡せます。絶景はノンストップで頂上まで続きます。前方はフアン・デ・フカ海峡の碧海とその背後に広がるバンクーバーアイランド。振り向けばこれまで歩いて来たルートの全貌が視界に入り、深い満足感に満たされることでしょう。遠くの稜線では鹿の群れやマウンテンゴートが点在する姿を目にすることも珍しくありません。国立公園入園料の15 ドルを最大限に楽しむためにも、晴天の日を狙って行ってください。 行き方:Port AngelesからHurricane Ridge Rd.を17マイル登る。料金所の近くにオリンピック国立公園ビジターセンターがあるので、立ち寄る価値あり。 ハリケーンリッジのビジターセンターとは別。 The Olympic National Park Visitor Center 600 East Park Ave., Port Angeles, WA 98362-6798 ☎360-565-3130 [おすすめハイク]
買い出しはアンカレッジで( 8月30日・31日)
シアトル・タコマ国際空港からアンカレッジへは飛行機で約4時間。ダウンタウンにはレストランやバーが充実していました。たまたま、ふらりと入ったレストラン(SnowGoose Restaurant & Brewery* ① ) の地ビールとトナカイ・バーガーが絶品で、店内から見える海の眺めも最高。お気に入りの場所になり旅行中に何度も訪れた店です。アラスカ州はワシントン州と違って消費税がかからないので、ショッピングモールやお土産屋では存分に買い物を楽しめます。街角の可愛い雑貨屋(Flypaper* ②)では、ヘラジカのメモパッドなどアラスカならではのグッズを売っていました。比較的小さな街なので、ダウンタウンの散策には一日あれば十分。宿泊したユースホステル(Spenard* ③)はダウンタウン、空港から近く、多国籍のバックパッカーたちから旅の話を聞いたり、ホステルの猫たちに癒されたりと、短い滞在でしたがとても良い思い出になりました。また、ダウンタウン近くに日本食を扱うスーパー(New Sagaya City Market*④)があったので、ここで旅の食料をまとめ買い。フェアバンクスまでは食料品を豊富に取り揃えた店がないので、皆アンカレッジ周辺で買い溜めをするようです。
アンカレッジを出発すると、景色はあっという間に大自然へと一変。実際に見るアラスカの自然は想像以上の美しさで、どこまでも広がる紅葉にただただ圧倒されました。一番衝撃を受けたのは路上で出会った野生のヘラジカの大きさ。ヘラジカは可愛いという私のイメージが一掃されてしまいました。こうして自然の中をゆったりとした時間を過ごしながら、デナリ国立公園を目指しました。
*① Snow Goose Restaurant & Brewery(717 W.3rd Ave., Anchorage, AK 99501)☎ 907-277-7727
*② Flypaper(341 E. Benson Blvd., Anchorage, AK 99503)☎ 907-276-6095
*③ Spenard(2845 W. 42nd Ave., Anchorage, AK 99517)☎ 907-248-5036
*④ New Sagaya City Market(900 W. 13th Ave.,Anchorage, AK 99501)☎ 907-274-6173
*① University of Alaska Museum of the North(907 Yukon Dr Fairbanks, Alaska 99709)☎ 907-474-7505
*② The Pump House Restaurant & Saloon(796 Chena Pump Rd., Fairbanks, AK 99709) ☎ 907-479-8452
*③ Angel Rocks Trailhead(Chena Hot Spring Rd. 沿い。フェアバンクス~チェナ温泉へは一本道で、約49マイル進んだところ)
同店のおすすめ料理はモダン・オリジナル・ビーフカレー(Modern Original Beef Curry$13.50~)。5種類の野菜を鶏がらスープで煮込んだカレーには、阿賀田さんオリジナルのスパイスブレンドが使われている。一晩煮込まれて野菜が溶けたカレーは甘口で、スパイスの深みと野菜のコクがギュッと詰まった逸品だ。同店のすきやき丼に使われているのと同様の細切れ肉が入っており、程よく脂がのっていてやわらかく日本人には嬉しい。トッピングにはソーセージ、チキンのから揚げ、トンカツ、野菜コロッケ、チーズ、野菜の6種類から選ぶことができる。今回私が選んだのは、トンカツ。油で揚げずにオーブンで焼くトンカツは脂っこさがなく、衣はサクサク。肉はやわらかく、カレーと絡めて食べても全く重くならずに、どんどん箸が進む。
バーガーのサイドにはポテトサラダがついてくる
カレーのサイドにはエダマメとニンジンが入ったポテトサラダとグリーンサラダがついてくる。グリーンサラダにかかったオリジナルのワサビシーザードレッシングは、ワサビのピリッとした風味と市販のシーザードレッシングにはないさっぱりした後味で、カレーの合間の箸休めにもってこいだ。 同店のもう一つの魅力は、せつこさんの手作りデザート各種。ローシュガーで保存料を一切使っていない体に優しいデザートで、健康を気づかう人でも安心して食べることができる。アメリカではあまり見ることのない繊細な和風洋菓子に、あれもこれもと目移りしてしまう。おすすめの看板デザートは抹茶ロール(Green Tea Roll $4.80)。もっちり、しっとりしたロールケーキの生地に包まれているのは、甘さ控えめの生クリームと粒餡。口に入れるとほんのり香る抹茶の風味が抹茶好きにはたまらない。午後のおやつにも、食後のデザートにもピッタリ。手土産にも喜ばれること間違いなし。